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獄中十五年、監獄からメッセージを送り続けたジェバリが新首相に 宮崎正弘
チュニジアに本当の民主化が始まるのか? 三党連立政権のおっかない船出。10月23日投票の結果、単独で過半数を抑えた政党はゼロ。

予測通りにイスラム穏健派(スンニ派)の「アンナハダ」が第一党になったが、第二位は欧米マスコミの予測に反して、左翼的な共和党(共和国評議会)だった。

三位につけたのが欧米型民主化を訴えながらも、実はベン・アリ前政権残党色濃いリベラル派が急遽、結成した政党。

この三党による連立政権の枠組み作りに手間取ったものの、11月18日、ようやく新内閣の骨格が固まった。閣僚の指名はこれからである。

新首相には獄中十五年の闘士、ハマディ・ジェバリ(63歳、アンナハダ=復興の意味=党副党首)に決まった。アンナンハダ党は国会議員217議席の89議席を占めるが圧倒的な第一党ではない。

大統領には共和国評議会党(CRP)のモンセフ・マルゾウキがつくが、共和国評議会は29議席しかないうえ、寄せ集め勢力にすぎない。

第三党エタカトル党(20議席)からはベン・ジャファー(71歳)が国会議長と、そのパワーは巧妙に振り分けられた。

ジャファーは鉄腕の持ち主といわれるが、ベンアリ時代の与党傀儡野党を率いており、獄中体験がない。

しかし連立中枢の三党でも議席数合計がようやく64%、これはイスラエル同様に不安定なバランスで基本綱領がまるで違う政治家の寄り合いとなる。政策合意だけで、当面はチュニジアの運命の舵取りをすることになった。

同じ日、エジプトでは軍部の暫定政権然として政局運営に抗議するデモ隊が警官隊と衝突し、一人が死亡、700名が負傷する事態に発展し、ムバラク退陣以後の無秩序状態に回復は見られない。

杜父魚文庫
| 宮崎正弘 | 15:23 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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