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各紙のベタ記事 阿比留瑠比
記者の日常業務の中で、意外と時間と手間をとられるのがスクラップ作業であります。もちろん、中にはスクラップなどという面倒なことは最初からやらないという人もけっこういますが、私はこの切り貼りという作業をしないと記事の中身がなかなか頭に入ってこないのです。

で、本日はここ2週間ほどの各紙のベタ記事・ミニニュースの中から、私が注意をひかれたものを備忘録を兼ねていくつか掲載しようと思います。この手の小さな記事は、おそらくテレビではあまり放送されないでしょうし。《》内は記事の引用です。

10月21日付日経 見出し「平岡法相の秘書官辞任」……《9月2日に法相の秘書官となった後、過去に詐欺罪で有罪判決を受けていた事実が判明。》

→平岡氏は知らずに採用したと弁明していますが、どんな採用基準だったのか。そういえば、前法相も逮捕歴の持ち主でしたが。

10月21日付朝日 見出し「法制局長官答弁臨時国会もなし 官房長官が方針」……《政治主導を掲げる民主党政権は、法制局長官を「政府特別補佐人」から外しており、今国会でも弁護士出身の枝野幸男経済産業相が法令解釈担当として答弁する。》

→枝野氏に答弁させる方が危ないような。それに、野田佳彦首相はいずれ法制局長官答弁を復活させるつもりだとも聞きます。

10月21日付産経 見出し「小沢氏『TPPは原則賛成』」……《「原則賛成だが、国民生活を守る対策を取らずにやるのは早計だ」と語った。》→これは、同じ記者会見での言葉について各紙で解釈が分かれました。

東京は輿石東幹事長と併せて「参加推進で足並み」、朝日は「小沢氏前向き」、毎日は「小沢元代表『原則は賛成』」としたのに対し、読売は「小沢元代表慎重」と報じました。

まあ私は、小沢氏が例によってどちらとでもとれるような曖昧な言い方をわざとして、世論、支持者の反応を見たのだろうと思います。また、各紙は意図的に発言をねじ曲げたのではなく、発言の力点がどうとでもとれるので各記者の受けとめ通りに報じたのだろうと。

10月22日付朝日 見出し「発言録 鳩山由紀夫元首相」……《首相時代、東アジア共同体の話をすると、日本の外務省から米国に「こういってくれ」と(反対意見を)言わせた。》

→被害妄想か誇大妄想か、とにかく陰謀論の世界に生きている方のようです。

10月24日付産経 見出し「『地方も対象』 人件費削減で前原氏」……《東日本大震災の復興財源を捻出するための公務員人件費削減について「国、地方にかかわらずやっていかなければならない」と述べた。地方公務員の給与削減に言及したのは初めて。》

→私は前原誠司氏がかつて民主党代表に選ばれた際、彼が官公労依存からの脱却を唱えたのは評価し、そう書いています。ただ、それも「言うだけ番長」でしたが。

10月25日付産経 見出し「防衛協力を強化 ベトナムと覚書」……《東シナ海や南シナ海で権益拡大を活発化する中国を牽制する狙いがある。》

→まあ、この政権は確かに、小鳩時代のように必ずしも中国べったり政権ではないのですよね。この手の動きはあちこちで見られます。

10月26日付日経夕刊 見出し「鳩山氏『最低でも県外』発言 玄葉外相『誤りだった』」……《玄葉氏は「(米軍普天間飛行場移設問題に関する)発言を聞いて、鳩山政権ができたら、おそらくこの問題で終わるんじゃ
ないかと思った。現実になってしまった」とも語った。》

→そんなやつを担ぐなよと、突っ込みを入れたくなりますね。それでも、この発言をそのまま通せばある意味、評価できたのですが。

10月28日付産経 見出し「法相、元秘書に二重給与」……《公設としての勤務は1日だけで、関係者によると支払われた給与は各50万円、計100万円余りとみられる。平岡氏は、公設秘書の給与制度では1日の勤務でも月給が満額支払われると説明し、問題ないとの認識を強調した。》

→まあ、制度は制度なんでしょうが、「問題ない」ねえ。

10月28日付毎日 見出し「首相、鳩山氏に『玄葉発言誤り』」……《(首相は鳩山氏に)「間違いだ。申し訳ない」と伝えた。首相は「政権交代が間違いでなかったと国民に分かってもらえる努力をせねばならない」と語り、鳩山氏は「協力する」と応じたという。》

→さすが全方位どじょう外交の首相ですが、間違いは鳩山氏なのか玄葉氏なのか首相自身か政権交代か、悩ましくなる記事でもあります。

10月28日付読売 見出し「教職員の給与は7・8%削減対象外 輿石幹事長」……《民主党の輿石幹事長は27日の記者会見で、政府が目指す国家公務員給与の7・8%削減に関し、「地方公務員に波及させると決めたわけでもないし、ましてや義務教育(の教職員給与)に影響することはありえない」と述べた。輿石氏は日教組傘下の山梨県教組出身。》

→はい、前原番長の地方公務員の給与削減案はあっさり否定されました。これが自治労、日教組など官公労に支えられている民主党の実情ですね。

10月29日付日経 見出し「首相、所信表明棒読み」……《原稿に視線を落としたまま頭を下げた。野党席に向かい何度も深々とお辞儀をする低姿勢を前面に出した1か月前の前国会と比べて、自民党幹部は「様変わりの姿勢だ」と語っている》

→案外、首相の低姿勢が崩れるときが、野田政権が崩壊するときなのかもしれません。

10月29日付朝日 見出し「玄葉外相が発言釈明」……《鳩山由紀夫元首相が米軍普天間飛行場の移設先を「最低でも県外」と発言したことを「誤りだった」と国会で答弁したことについて、「沖縄のみなさまに大変申し訳ないというのが真意だ」と記者団に釈明した。》

→第2の「言うだけ番長」でしょうか。松下政経塾では同期、同部屋だったそうですが。

11月1日付毎日 見出し「10月 官邸で首相会見なし」……《藤村修官房長官は31日の会見で、野田佳彦首相が10月に首相官邸での記者会見を1度も行わなかったことについて「それぞれ(視察先)の場所で会見したり、報道各社とのグループインタビューも行っている。10月も計10回ほど機会があった」と説明した。》

→その10回の中身が、視察先でごく短時間、簡単なやりとりをするだけでは……。でも確かに、首相が何もせず、何も発信しない方が支持率は維持できるというのはその通りかも。

11月2日付読売 見出し「『日米で秩序作る』 長島補佐官」……《長島昭久首相補佐官は1日、東京都内で講演し、環太平洋経済連携協定(TPP)への参加について、「アジアを米国と中国(の2国だけ)に仕切らせない。アジア太平洋の秩序は日本と米国で作っていく積極的な視点が必要だ」と述べた。》

→TPPは農業だけの問題ではないというのはその通りですが、永田町・霞ヶ関界隈では連日のように、農協関係者などのデモその他が目につきます。私も街頭でビラを受け取りましたし、ついさっき前も、外務省の横をデモ隊が通過するのが聞こえました。

11月2日付読売 見出し「千葉県内の韓国人から」……《政治資金規正法で禁止された外国人からの献金を受け取っていた問題で、首相の事務所は1日、献金した2人は千葉県船橋市と同県松戸市に住む韓国人だと明らかにした。》

→この見出しはいくら何でも略しすぎだろ、と吹きました。内容は重大ですが。

11月3日付朝日 見出し「菅グループ会長に復帰」……《菅直人前首相を支持する議員グループ「国のかたち研究会」(約30人)は2日、国会内で役員会を開き、同日付で菅氏の会長復帰を決定した。》

→で、菅グループの平岡氏を法相に推薦し、押し込んだのが菅氏であると。早く消えてほしいです。

11月4日付朝日 見出し「元公明議員を内閣府参与に 野田政権、方針固める」……《野田政権は、元公明党参院議員の高野博師氏(64)を外交政策担当の内閣府参与に起用する方針を固めた。》

→なりふり構わず公明党に接近を図っているようにも見えますが、この手の奇手は逆効果を生むこともしばしばですからどうでしょうね。それにしても外交政策担当か……。

とまあ、私が興味を覚えたベタ記事を並べてみたわけですが、いかがでしたでしょうか。ただそれだけの話ですが、小さな記事も背景を考えながら読むとそれなりに感慨を覚える部分があります。では、それではまた。
杜父魚文庫
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