<< 原発の放射能は、原爆の放射能より恐ろしいんですか?  クライン孝子 | main | <北風抄> コラム いでよ、平成の後藤新平  宮崎正弘 >>
盛り上がらない地方選後半戦  古沢襄
あと十日後に統一地方選挙の後半戦。24日の日曜日が投開票日なのだが、街頭演説を自粛、選挙カーも見送りとまったく盛り上がりに欠ける。その中で公明党だけが、一般市議選に915人(現684、新231)、東京特別区議選に169人(現126、新43)、町村議選に179人(推薦1含む。現129、新50)の計1263人を立てて、全員当選をめざしている。

この地方議員たちが、来るべき衆院選挙で手足となって働くのだから公明党の意気込みはわかるが、前半戦で惨敗した民主党は捲土重来の筈が元気がない。”住めない発言”でガックリ来たのだろうか。後半戦で地方議員を一人でも増やし、衆院選の地上戦に備えないと、ムード頼りの空中戦だけでは心許ない。

この状況をみていると、民主党は勝ち目の薄い解散・総選挙は引き延ばせるだけ後送りして、自民・公明との大連立に賭ける戦略転換にすでに踏み切ったとしか思えない。

<東日本大震災の影響で、17日告示の統一地方選後半戦の立候補予定者たちは政治活動を自粛し、選挙戦をどう戦うか頭を悩ませる。新人は「知名度が低いのに、顔を売る機会が減った」と悲鳴を上げ、被災地出身の立候補予定者は「選挙どころではない」と嘆息している。

「『ほかに、もっとやることがあるだろう』と有権者に思われるんじゃないか」

青梅市議選に出馬を予定する現職市議は、3月中旬から始めようと思っていた朝の駅頭演説の実施に踏み切れない。さらに震災発生日まで行っていた地元回りも休止中。「こんな時期なのに、自分のための活動をしていると見られるのは避けたい」ことが理由。その結果、選挙に向けた準備はできていない。「結果がどうなるかわからない」と表情を曇らせる。

府中市議会の公明党は、立候補予定者説明会に参加した全員に、選挙期間中の選挙カーの使用自粛を呼びかける要請文を渡した。選挙カーのスピーカーで名前を連呼すれば、防災無線が聞こえなくなる可能性があることなどが理由。市議の一人は「市内に避難してきている被災者もいる。心情を考えれば、パフォーマンス的なことはできない」と話す。

こうした自粛ムードに、新人の立候補予定者は危機感を募らせている。

武蔵村山市議選に出馬予定の新人は震災後、自身の政策や信条をつづるホームページをほぼ毎日更新するようになった。「自分の名前をアピールする雰囲気ではない」と朝の街頭演説を取りやめたため、何とか自分を知ってもらう機会を作ろうと考えたという。「組織はなく、街頭演説などが無党派層を取り込むかぎなのに……。新人に厳しい選挙だ」とため息をつく。

一方、被災地出身の立候補予定者は、選挙戦を前に苦しい胸の内を吐露する。宮城県気仙沼市出身で、兄弟らが被災し、避難所生活を送っているという東村山市の現職市議は、「毎日、ニュースを見ると気持ちが落ち込む」と話す。

「市民に選ばれている身分であり、選挙に全力を尽くすのは当然」と気丈に振る舞うが、「被災地には友人も多い。本音を言えば選挙は延期してほしかった。選挙が終わったら、すぐに帰りたい」と話している。(東京 読売)

<統一地方選の後半戦となる市町村議選でも、震災に配慮して選挙活動を自粛する動きが広がっている。議会や会派などでの申し合わせが多く、前半の県議選に続いて異例の選挙戦になりそうだ。後半戦は、5市議選が17日、9町村議選と大蔵村長選が19日に告示される。投開票は24日。

寒河江市議会(定数18)の第1会派「新政クラブ」(10人)は12日、選挙カーを使った運動を午前8時半〜午後6時に短縮し、拡声機の音量を下げることを申し合わせた。会派からは現職8人が立候補予定で、所属市議の1人は「飲食店や旅館などを中心に市内では自粛ムードをやめようという動きもあるが、市民感情として選挙では配慮すべきだと考えた」と話す。

県議選でも選挙カーを使わず自転車やミニバイクで回ったり、名前の連呼を控えたりする候補者も多く、投票率も60%を割って前回を大きく下回った。この市議は「市議選は候補者の人数も多く、地域の代表でもあるので、投票率は県議選よりいいだろう」とみる。

長井市議選(定数16)でも今月初め、議会の会派代表者会で、選挙カーの運動は午前9時〜午後6時に短縮し、昼休み時の1時間程度は行わないことや、随行車両をつけないことなどを賛同した会派で申し合わせた。出馬予定の新顔にも、町田義昭議長が事務所を回って協力を要請した。

新庄市議選(定数18)も運動を午前9時〜午後5時に短縮し、拡声機の音量を下げることを議会で申し合わせている。強制はせず個人の判断に委ねるという。

川西町議会(定数15)は先月、現職議員全員が、拡声機を使わない▽選挙カーに看板を掲げない▽はがきを出さない、の3点を申し合わせた。河北町議会(定数16)も運動時間の短縮や電話での投票呼びかけを控えることなどで合意。西川町(定数10)も7日に立候補予定者全員が集まり、午前8〜9時、昼休み、午後6〜8時の時間帯の連呼中止や、拡声機の音量を下げること、節度を持って電話による投票を呼びかけることを決めた。

金山町(定数10)と舟形町(定数10)では、各候補者が5日間の選挙期間中、初日と中日、最終日の3日間だけ選挙カーを走らせるよう申し合わせている。(山形 朝日)>

杜父魚文庫
| - | 07:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







スポンサーサイト
| - | 07:26 | - | - | pookmark |







コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://kajikablog.jugem.jp/trackback/998679
トラックバック

CALENDAR

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>

SEARCH

SELECTED ENTRIES

RECENT COMMENT

CATEGORIES

ARCHIVES

LINKS

PROFILE