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統一地方選の結果次第で「大連立」に影響も 古沢襄
メデイアの報道をみていると民主党が仕掛けた大連立の波が、津波となって自民党という陸地に迫っている印象を与える。その一方で民主、自民の争いになった統一地方選は、民主党の旗色が悪い。津波になる筈が統一地方選挙という防波堤に阻まれて、陸地に届かない感じすらする。

その意味で五日に谷垣総裁が小泉元首相と会談する行方に興味がある。大連立にあまり前のめりになるな、と釘をさされるのではないか。

大災害から立ち直る復興計画は党派を超えて最善のものを造りあげる必要がある。間違っても利権の争奪のような見苦しい真似だけはしてはならぬ。未曾有の大災害に見舞われて、政治の空白は許されないから、民意を求める解散・総選挙は当分の間は見送らざるを得ない。

だが今行われている統一地方選挙はまさしく民意のひとつの現れになる。その意味で「支持率が低迷した大震災前と、状況が変わっていない」(民主党選対幹部)ことを民主党は深刻に受け止める必要がある。

統一地方選挙で民主党の連敗が変わらなければ、民意を失った菅政権と大連立を組むことには、自民党内からブレーキがかかるのは疑う余地がない。菅首相がそれでも政権の座にしがみくつのなら、大連立とは違った形の野党としての協力姿勢が必要になるだろう。

いずれにしても24日の統一選第2ラウンドが終わるまでは、各党とも動きづらい状況が続くのではないか。

<統一地方選で与野党対決型となった首長選の中盤情勢は、東日本大震災を受け民主、自民両党で再燃した「大連立」の行方にも影響を与えそうだ。選挙戦に手ごたえを強める自民党では「菅直人首相の退陣が大連立の条件」という強硬論が勢いを増している。一方、民主党は「支持率が低迷した大震災前と、状況が変わっていない」(選対幹部)とショックを隠せない。

自民党の石破茂政調会長は3日、中盤情勢について「自民党への期待は着実に高まっている」と評価した。自民優位の選挙情勢を見る限り、震災後も民主党の党勢は十分回復しておらず、閣僚経験者は「菅首相との大連立にブレーキがかかる」との見方を示した。

民主党の安住淳国対委員長は1日、11年度第1次補正予算案編成を巡り、自民党の逢沢一郎国対委員長に「自民、公明両党も一緒にやってほしい」と呼びかけた。補正編成段階から野党を巻き込み、将来の大連立につなげる狙いがあった。

しかし、自民党には大連立への積極、慎重両論が混在し、与野党が対決する24日の統一選第2ラウンド終了までは表立った動きがとりにくい。選挙の結果次第では大連立慎重派が勢いづき、「谷垣禎一総裁を首相にしない限り、乗れない」(幹部)とハードルを上げる可能性もある。

一方、民主党は「岡田克也幹事長の地元の三重県知事選で負けるようなら、政権への影響は大きい」(幹部)と危機感を強めている。岡田氏は3日、福島市内で記者団に「こういう状況で首相を代えることはあり得ない」と首相退陣論をけん制したが、小沢一郎元代表のグループからは統一選後をにらみ、首相責任論が強まっている。【毎日=野口武則、野原大輔】>

<公明党の山口那津男代表は5日の記者会見で、民主、自民両党の大連立について「(震災対応を)実現する形として、大連立が最もよい形かどうかは検討の余地がある」と述べ、否定的な考えを示した。

さらに「(現状では)基礎的な議論がほとんどなされずに組み合わせの議論だけが先行している」と批判した。

公明党が大連立に加わるかどうかについては「わが党から大連立を呼び掛けることは考えていない。連立政権を組むことにどれほどの意味があるのか必ずしもはっきりしない」と語った。(時事)>

杜父魚文庫
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