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城内実が描く「大きな絵」 岩見隆夫
毎朝、選挙区の駅前でマイクを握る民主党のある衆院議員は、「去年までは『おまえんとこはだめ』とか『あほ』とか、とにかく声をかけてもらえたんだけど、最近はそっぽです。無視、もういかん」

と嘆くのだ。民主党だけではない。政治のひどい混線に怒りが募っている。共通するものがあるとすれば、それは既成政党不信だ。

ところで、政党に属さない無所属議員は衆院に11人、参院に6人、計17人だ。党籍離脱の両院正副議長や与謝野馨、鳩山邦夫、辻元清美ら離党組もいる。

このうち、一人気になるのは衆院の城内(きうち)実(静岡7区・当選2回・45歳)だ。城内はひところ、テレビの寵児(ちょうじ)だった。2005年9月の郵政選挙の前、郵政民営化に反対して自民党を去ろうとする城内を、安倍晋三幹事長代理が本会議場の片隅で説得するシーンが、何度となく放映された。

選挙戦では、小泉純一郎首相が放った女性刺客、片山さつきとデッドヒートを演じ、これもテレビが執拗(しつよう)に追う。結果は僅差で敗退。

しかし、前回(09年8月)は4万5000票も伸ばし、堂々の雪辱戦だった。静岡の8小選挙区のうち、城内だけが民主党ブームのなか同党候補を抑え、自民の片山を3位に転落させた。

さて、それから1年半、城内は誘いがあっても、どこの党にも属していない。エリート外交官から政界入りし、2大政党を敵に回して辛酸をなめた初志貫徹型の若手は、どこで何をしていたのか。

昨年10月、城内はジュネーブで開かれた列国議会同盟(IPU)の総会に参加した。会議のかたわらロシアの国会議員と話し合い、

「北方領土はわが国固有の領土だ」と主張したところ、同席した民主党議員とその秘書が、

「相手を刺激するのは良くない」と止めに入り、驚かされる。城内が言う。

「北方領土も尖閣諸島もそうだが、中露の大陸国家を相手にこれからの10年、20年、日本はどのように対応していくかという『大きな絵』が、民主党外交には描けていない。常に場当たり的だ」(「月刊日本」3月号インタビュー、以下も)

城内の<大きな絵>論は、外交に限らず政局観につながっていく。

「私は常々、<勇気と覚悟と突破力>の三つを大事にしてきた。この三つを備え、確固たる国家観がある国会議員が10人集まり、メーンプレーヤーとして活躍できるようになれば、政治はガラリと変わる」

どう変わるのか。

「そのためには、民主党も自民党も壊さなければならない。民主党は緊急避難的に設営された仮設住宅のようなもの。自民党は長年改修に改修を重ねた古家。いずれもいったん壊して基礎工事からやり直さなければならない。

仮設住宅と古家のどちらが住みよいかを争っている場合ではない。両者が少しずつ金を出し合って、新しい大きな家を建てるのが一番合理的だ」

それには−−。

「民主党には棚ぼた式に当選した新人がたくさんいる。次の選挙ではほとんど落選だ。ならば、座して死を待つより、死中に活を求め、私のためでなく日本国家のために、<やむにやまれぬ大和魂>で自分の党を破壊すべきだ。

それでこそ、政治家としての存在感を示すことになり、再選する可能性も開ける」

「幕末には脱藩浪士が政治を動かす核となった。いま必要なのは脱党浪士となっても、国家の運命を優先して考えられる人材だ。私はその触媒になる」(敬称略)

杜父魚文庫
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