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カダフィの外国人傭兵部隊は、いったい何処から来たか? 宮崎正弘
ダルフール反政府ゲリラは「バシル政権の逆宣伝だ」と怒りを込めて否定。スーダンの独裁者バシル大統領は所謂「ダルフールの虐殺」を命じた廉で国際法廷から逮捕状が出ている。その政権に武器を売っていたのは中国である。

「バシルを逮捕させてはならない」と叫んで、独裁連帯を表明していたのがカダフィである。

ならば、そのバシルのお膝元スーダンのゴロツキどもがカダフィの外人部隊へ混入したのか。一説に外人部隊の日当が二千ドルという。

他方、ハルツーム(スーダンの首都)で出ている新聞「インティバハ」(2月21日)は、「カダフィの外人部隊の主力はダルフールの反政府ゲリラどもだ」と報道し、これを翌日ロイターが世界に打電した。

このプロセス、なんだか南京大虐殺のインチキ報道の過程に似ていないか? 南京で「虐殺があった」という伝聞を大げさに且つ意図的に流したのは国民党にやとわれた外国人ティンパリーだったが、これを上海の米英記者らが裏取りもしないで、世界に垂れ流したように。

ダルフールに蟠踞する反政府ゲリラ組織「正義と公平運動」(JEM)は、ただちにこの報道を否定し、「われわれがカダフィにつく筈はない。われわれはリビアの民衆の側に立つが、基本的にリビア問題には介入しない」と怒りを込めて主張した(米ジェイムズタウン財団『テロリズム・モニター』、2月25日号)。

ダルフール(スーダンの西側)の西側の国境は、大半をチャドと別けるが、北側はリビアである。

▼リビアと国境を接する砂漠の国々

またJEMは、スーダン解放軍(反政府ゲリラのひとつ)がAU部隊38名を誘拐した事件のおり(2005年)、AU兵士の解放へむけてスーダン解放軍との調停役を買って出た。

ダルフールの虐殺は世界の批判の的となったが、バジル大統領はてんとして恥じず大統領選挙は(不正投票だろうが)圧勝だった。

AU(アフリカ連合停戦監視団)は6000名がダルフールに駐屯している。

このためJEMはチャドに訓練基地を置き、またチャドの反政府ゲリラはスーダン奥地に軍事訓練基地を置いた。ともに国境を分かつとはいえ、もともとザグハワ族である。

ザグハワ族はこの一帯に生息し、ハルツームのアラブ人とは所詮、水と油の関係である。

スーダンからリビアへの出稼ぎ労働者はおよそ50万人といわれるため、リビアで失職したスーダン国籍が外人部隊に紛れ込んだ可能性は否定できない。

しかし、いまカダフィが緊急に外人部隊として集めているのは軍事訓練を受けていないあぶれ者たちで、武器も満足に使えない、空腹しのぎだけの手合いもいるという(同テロリズム・モニター誌)。

専門筋は、カダフィ外人部隊の一部はケニア、ジンバブエからも来ていると分析している。後者両国政府はこれを否定している。

杜父魚文庫
| 宮崎正弘 | 14:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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