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広がる首相退陣論、”流れ止まらぬ”と参院幹部 古沢襄
海外の通信社などメデイアが「菅首相の退陣」や「衆院解散リスク高まる」と一斉に報じ出した。英ロイターは「衆院解散リスク高まる、予算関連法案不成立で追い込まれる可能性」、米ウォール・ストリート・ジャーナルは「首相退陣論広がる=参院幹部”流れ止まらぬ” 菅氏は拒否、解散否定せず・民主」。

ロイターは予算関連法案不成立で「追い込まれ解散」、政局混迷が長期化すると見通して、市場では、ポスト菅として前原誠司外相らの名前が取りざたされていると伝えた。しかし大連立など大胆な仕掛けを成功させられない限り、後継政権も短命に終わるとした。

ウォール・ストリート・ジャーナルは小沢氏に近い民主党参院幹部の話としては「鳩山由紀夫前首相が退陣した時よりもひどくなった。もう(政権行き詰まりの)流れは止められない」と指摘。「民主党政権の存続のため、手は限られている」として、首相退陣を条件に野党に関連法案成立への協力を求める以外に局面打開は困難との認識を示したことを伝えている。

一方、向こう気が強い首相が進退窮まった場合「破れかぶれ解散に打って出る」との観測について時事通信社は「今、解散すれば民主党は90議席台まで落ち込む」と惨敗が予測されるので、解散反対論が民主党の大勢だとしている。

<[東京 17日 ロイター] 菅政権を取り巻く内外の環境が一段と厳しさを増してきた。2011年度予算関連法案の成立に向けた社民党との調整が難航するなか、民主党内からも菅政権に公然と反旗を翻す動きが出てきたためだ。

衆院が可決すれば自然成立する予算案と違い、関連法案は参院で否決された場合、衆院において3分の2以上の賛成で再可決できなければ廃案となる。関連法案が成立しない場合、予算執行の裏付けとなる財源が不足することになり、国民生活に甚大な影響を与えることは必至。国民生活を賭けた与野党チキンレースの中で、菅直人首相が衆院解散・総選挙に追い込まれるとの見方が専門家や市場関係者らの間で増え始めている。

●社民党が予算関連法案に賛成・成立、菅政権が続投

政府・与党が現在でも期待を寄せているケースだが、すでに「絶望的」(野党筋)との声すらある。当初、民主党は衆院で3分の2以上を確保するために社民党と2011年度予算案の修正協議に入ったが、社民党は法人税減税や米軍普天間飛行場の移設経費削減など高いハードルを設定。ここにきて鳩山由紀夫前首相の普天間飛行場移設問題をめぐる「方便」発言が追い打ちをかけ、社民党の福島瑞穂党首が特例公債法案への反対を示唆するなど態度を一段と硬化させている。社民党は22日にも予算関連法案への賛否を決定する見通しだが、情勢は一段と厳しくなっている。

さらに17日には、民主党の小沢一郎元代表に近い若手衆院議員16人が、同党会派の離脱届を提出。渡辺浩一郎議員は会見で、2011年度予算案・予算関連法案への対応について、民主党と別行動をとる可能性について「あり得る」と指摘するなど新たな不透明要因が加わった。民主党執行部はこれら議員の離脱届は「無効」(岡田克也幹事長)とし認めない方針だが、仮に予算関連法案に社民党が賛成に回っても、離脱を表明した議員の一部が採決で反対または欠席すれば関連法案の再可決は不可能となる。早くも野党は、民主議員が会派を離脱した場合、「部分協力の可能性もある」(逢沢一郎・自民党国対委員長)と菅政権に揺さぶりをかけており、菅政権にとっては、予算関連法案の賛否に望ましくない変数が加わった格好だ。

●予算関連法案不成立で「追い込まれ解散」、政局混迷が長期化

社民党や一部民主党議員の動向を受け、専門家や市場関係者らの間で高まりつつあるシナリオだ。島田洋一・福井県立大学教授は「予算関連法案が通らないことが明確になれば、政権は解散・総選挙に追い込まれる」と指摘。公債特例法案が成立しなければ「予算の財源的裏付けがないことになる。従って、予算の執行が一部を除き停止される可能性も高い」(野村証券・西川昌宏チーフ財政アナリスト)と国民生活に悪影響が出ることは避けられず、世論や党内からの不満に「追い込まれる」かたちで内閣総辞職または解散を余儀なくされるとの見方もある。一部政党関係者は「菅首相は総辞職するぐらいなら解散・総選挙をする構えだ」(関係者)と言い切る。

もっとも、依然として永田町や政府内からは「菅首相はやる気満々。辞める気はまったくない」(政府筋)との見方も根強い。国内メディアの世論調査において内閣支持率が軒並み20%前後の低水準にあえぐ中で、「負け戦に打って出られるはずがない」(民主党筋)と冷ややかな見方も多い。いずれにしても、衆院解散・総選挙となった場合、政界再編含みの展開になる可能性も大きく、「政局の混迷が、より長期化する」(日興コーディアル証券・金融市場調査部チーフストラテジストの末澤豪謙氏)ことになりそうだ。

●内閣総辞職、後継政権も短命か

永田町では、菅政権が窮地に追い込まれつつある中、民主党は代表を挿げ替えることで政権延命を図るのではないか、との見方もささやかれている。ある野党筋は、公債特例法案が成立しなければ、菅政権の求心力が一段と低下するとし、4月の統一地方選で大敗すれば「菅首相は解散・総選挙という勝負にも出られず、結局は退陣に追い込まれる可能性が大きい」とみる。市場では、ポスト菅として前原誠司外相らの名前が取りざたされているが、自民党政権末期に見られたように、首の挿げ替えで「ねじれ国会」のような複雑な政治情勢を打開するのは困難。大連立など大胆な仕掛けを成功させられない限り、後継政権も短命に終わるとみられている。(ロイター) 

<民主党の小沢一郎元代表に近い衆院議員16人が菅直人首相の退陣を求めて会派離脱を表明したことを受け、同党内に18日、2011年度予算関連法案の成立と引き換えに首相の退陣もやむを得ないとの声が広がった。首相は同日夜、内閣総辞職を拒否する一方、退陣要求に衆院解散で対抗する可能性を否定しなかった。しかし、予算関連法案の年度内成立は事実上不可能になり、首相を取り巻く状況は厳しさを増している。

小沢氏に近い民主党参院幹部は同日、菅政権の現状について「鳩山由紀夫前首相が退陣した時よりもひどくなった。もう(政権行き詰まりの)流れは止められない」と指摘。「民主党政権の存続のため、手は限られている」として、首相退陣を条件に野党に関連法案成立への協力を求める以外に局面打開は困難との認識を示した。

また、松原仁氏ら首相と同じ東京選出の衆院議員らが枝野幸男官房長官に対し、「現政権は官僚主導のまま理念なき増税路線へと進もうとしている」として、衆院選マニフェスト(政権公約)の順守を申し入れた。

首相退陣論は小沢系議員以外にも拡大。「中間派」の中堅議員は「首相が辞めなければ、野党が予算関連法案を通してくれない」と述べ、首相の進退に言及した。

これに対し首相は、首相官邸で記者団に「首を替えたら賛成するとかしないとか、そういう古い政治に戻る気はさらさらない」と述べ、予算関連法案成立と引き換えの退陣を否定。記者団が衆院解散の可能性をただしたのに対しては「国民にとって何が一番重要か、そのことを考えて行動する」と強調した。(ウォール・ストリート・ジャーナル)> 

<<退陣論打ち消しに躍起=強気の姿勢堅持−菅首相>>
<菅直人首相の退陣論が広がる中、首相や民主党幹部は退陣論打ち消しに躍起となった。小沢一郎元代表に近い同党衆院議員16人が2011年度予算関連法案の採決で造反する構えを見せ、菅政権存続の危機感が広がっているが、首相は続投の意思を強調。安住淳国対委員長は「首相は元気はつらつ。退陣も衆院解散もしない」と沈静化に努めた。もっとも、現状では関連法案成立の打開策はなく、首相にとって八方ふさがりの状況は変わっていない。

小沢系議員16人の「反乱」により、衆院「3分の2」の再可決で予算関連法案を成立させることが絶望的となり、民主党内には、首相退陣と引き換えに関連法案の成立を目指す声も急浮上した。

しかし、首相は18日夜、記者団に笑みを浮かべながら、「古い政治に戻る気はさらさらない」と退陣を拒否。「一番重要なことは予算をしっかり通すことだ。実際に予算執行を始めることが非常に重要だ」と訴えた。首相は記者団に「国民にとって何が重要か必要かを考えて行動する」とのフレーズを繰り返したが、衆院解散の可能性は明確に否定しなかった。

民主党内には、向こう意気が強い首相が進退窮まった場合「破れかぶれ解散に打って出る」と見る向きもあるが、「今、解散すれば民主党は90議席台まで落ち込む」と惨敗が予測され、解散反対論が大勢だ。

「野党が関連法案の成立を阻み、景気回復に水を差したとの批判が集まるのを首相は期待している」(非小沢系)との声もある。しかし、野党側は内閣支持率の下落に加え、民主党内で倒閣の動きも出始めたことから、「菅政権はもう持たない」との見方を強めている。公明党幹部は「民主党が分裂含みとなり、首相はいつ辞めてもおかしくない」との分析を示した。

それでも、首相は周辺には弱気な態度を一切見せておらず、側近の一人は「首相は辞めない。自分自身を鼓舞している」と指摘している。(時事)

杜父魚文庫
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