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ウィキリークスの中国批判機密公電  宮崎正弘
まだまだ暴露が続いている。アフガニスタンのタリバンとイラクの反米ゲリラの武器は中国が間接供与。英紙『テレグラフ』(2月3日)は、中国製武器がアフガニスタンとイラクにおいて連合軍への攻撃に使用されたことを報じた。

これは08年九月に米国がひそかに中国に抗議した内容をつたえる米国務省あての公電で、イランのシーア派がイラクへ援助した多くの武器は中国製であったこと、とくに地対空ミサイル「QW−1 MMANPADS」と、その中国製部品、物質が転化してイラン製の「PG−1 AT1」型地対空ミサイルとなってイラクに展開された米軍など多国籍軍を悩ませた。

アフガニスタンでは、タリバンの保有する機関銃などが中国製であり、これら不正な武器輸出に中国人民解放軍が関与しているとして米国が北京に抗議していたことがウィキリークスの暴露によって発覚した。
 
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  読者の声 どくしゃのこえ DOKUSHANOKOE ドクシャノコエ
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(読者の声)「エジプト国軍とサダト暗殺事件」1981年、当時現職の大統領サダトが国軍観閲式の会場で暗殺されました。貴賓席で閲兵する大統領を、行進中の装甲車に乗った反逆者の軍人が機関銃で銃撃し、銃弾を浴びた大統領と周辺の高官多数が死亡しました。

これは状況をみると非常に計画的、組織的でした。というのは上空に空軍のミラージュ戦闘機が飛来しておりその轟音で機関銃の発砲音が消され、犯行に気づくのが遅れたからです。

すなわちジェット機の飛来と反逆者の装甲車の大統領席直前通過が同期していました。また行進軍用車両の銃器は事前に実弾が装填されていないか、搭乗者とは別の部門によって厳重にチェックされていたはずでした。
これらから、この事件は中東和平を望まないソ連KGBのシナリオだったのではないか、という推測もありました。というのはあまりに水際立っており、ノンビリ屋のエジプト人には到底無理という考えです。

犯人らは逮捕されその後処刑されました。原理主義者のモスレムだったようです。裏がどうだったのかは不明です。ムバラクはサダト大統領の傍にいましたが、運よく難を逃れ、後継者となりました。

このためムバラクが仕組んだという説もありましたが分かりません。多数の機銃弾が飛んでくるのであまりに危険で常識的には難しいと思います。

サダト大統領は暗殺者に対して逃げることなく、立ち上がったままで倒れました。いろいろ予兆があったとか、彼自身死を覚悟していたとか、挿話がありました。

ムバラクは、当時国民の間では間抜けとされていました。しかしその後30年の統治は並々ならぬ政治家であったことを示しています。

サダトもナセルの下では馬鹿者を装っていたと記しています。優秀だと排除されるからです。その意味でムバラクの部下にも優秀な人がいるはずです。

米国は民主化と言っていますが、国際社会の要望はエジプトの安定です。国民は長年の欲求不満のはけ口があれば、済むのであって、指導者が代わればよいのではないかと思います。

米国の民主化は意味不明で、外国を米国社会のようにすることは不可能です。権力の空白を生み、政治的社会的大混乱を生むだけです。エジプト人はイラクやサウジと違い開明的です。アラブ人でも違います。

親日的で、冗談好きなエジプト人が往来の喫茶店でのんびり水煙草を吸いながら談笑し合う日が早く来ることを祈ります。(東海子)

(宮崎正弘のコメント)エジプト人も親日派が多いのですね。小生はエジプトを訪ねたことがないので。イラン、イラク、イスラエル、トルコ、チュニジアは回りましたが。
 
杜父魚文庫
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