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アメリカ民主党の対中姿勢の宥和部分とは 古森義久
最近の中国が日本をはじめ諸外国に対してやけに強硬に出るようになったのは、アメリカのソフトすぎる姿勢にも大いに原因があるようだ、と実感させられました。

オバマ政権の対中政策といえば、このところ中国の理不尽な言動に対し、これまでよりは強固に応じるという方向に変わってきました。しかしそれでもなお中国に対して、よくいえば柔軟、悪くいえば、迎合と呼べる部分も多々、残っています。

オバマ政権とその与党である民主党の中国への態度のなかで、最も宥和的な部分を集約したような演説を聞きました。これでは中国が増長することも、それほど不自然ではないな、と感じたわけです。

〔ワシントン=古森義久〕米国のジェームズ・スタインバーグ国務副長官は7日、ワシントンの民主党リベラル系研究機関「アメリカ進歩センター」で米中関係の将来について演説し、中国の軍拡や人権弾圧にはほとんど触れないまま、オバマ政権の安保や経済での対中姿勢の協調部分をもっぱら力説した。

同副長官はこの演説で「中国の台頭」は米国にとってグローバルな諸課題での中国との協力を不可欠にしたと述べ、安全保障では中国が最近、東アジアの平和と安定に挑戦するような行動をとってはいるが、なお中国との協調が必要だと述べた。核拡散防止について同副長官はイランの核開発阻止のための国連制裁の実施では中国の協力が欠かせないことを指摘し、北朝鮮に関しても「中国の役割が決定的に重要となる」と述べた。スーダンやアフガニスタンに関しても米国は中国の協力を求めている、という。

同副長官は経済でも中国の台頭が世界経済の円滑な運営に大きな寄与をするようになったと述べ、環境保護、とくに排気ガスの規制に関して中国と歩調を合わせることを米国は求めると語った。

同副長官は中国の軍近代化や国防費の大幅な増額などにはまったく触れないまま、人権問題でも民主活動家の劉暁波氏のノーベル平和賞受賞に簡単に言及し、「中国の人権の厳重な管理は問題だ」と述べるに留まった。

同センターでは同日、民主党のジョン・ケリー氏も上院外交委員長として米中関係について演説した。ケリー議員は中国の南シナ海での一方的な領有権主張や日本への尖閣での衝突以後のレアアース類の輸出規制、北朝鮮の韓国領砲撃の後の北朝鮮非難拒否などの各措置を批判的に取り上げ、中国の国防費の毎年10%台以上の伸びも米国やアジアの米国側に近い日本などの諸国に懸念を生むのは当然だと述べた。だが同議員は中国のこうした野心的な動きは「新興国が国力を拡大するときによく起きる現象」だとして、中国に対しては「封じ込めや敵視は避けるべきだ」と訴えた。

杜父魚文庫
| 古森義久 | 05:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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