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白翎島が第一線情報基地という隠れた顔  古沢襄
北朝鮮軍の砲弾が白翎島(ペクリョンド)北東海域の北側水域に着弾したという情報は、日米韓の軍事情報筋は別な意味の衝撃を受けた筈である。日本でいえば鳥取県境港市にある陸上自衛隊の美保通信所。米国はコミント(通信情報)を扱うNSA(国家安全保障局)。

白翎島は韓国のソウルから海上で200キロほどの西にある。また北朝鮮の平壌にもっとも近い最前線。沖合15キロには長山串半島が連なり、海岸の洞窟陣地には海岸砲が白翎島に照準を合わせている。

それだけに白翎島は全島が要塞化されて北朝鮮と対峙している。

しかし白翎島の重要性は、ここが北朝鮮の西半分の軍用通信を傍受している第一線の情報基地ということにある。山頂にはレーダーが設けられ、北朝鮮の通信を傍受するアンテナが多数、立てられている。傍受の作業は海岸砲で攻撃されてもビクともしない地下陣地で行われてる。

傍受した通信内容はNSAに直結して流れ、そこで暗号の解読、通信量の変化、発信地点の確認といった作業が行われている。DiA(国防省情報局)が行っている偵察衛星の軍事情報と並んで米国の北朝鮮情報はNSAの役割が高い。

それでは北朝鮮の東半分の軍事通信はどこが傍受しているかというと日本の美保通信所。正式には陸上自衛隊幕僚監部調査部別室に属する美保通信所で、ここも傍受した通信内容がNSAに直結して流れている。北朝鮮の軍事通信は日米韓が一体となって傍受し、24時間の分析・解読が行われている。

もちろん北朝鮮はこの事実を承知している。有事の場合には無線を封鎖し、部隊間の通信連絡は有線で行う筈である。同時に開戦を決意すれば、最初に叩かねばならぬのは敵の情報基地。白翎島と美保通信所が北朝鮮軍の攻撃目標になるのは覚悟しておく必要がある。

白翎島には韓国海兵隊の第六旅団3000人が駐屯して三交代で警戒を行っている。美保通信所も同じであろう。延坪島の砲撃事件に世間の目は集まっているが、敵は本能寺・・・白翎島こそが韓国軍が死守せねばならぬ第一線の情報基地なのである。

杜父魚文庫
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