<< 「政権交代してよかった」と小泉元首相 古沢襄 | main | 菅政権が臨時国会を乗り切った理由 花岡信昭 >>
アメリカの中国非難、高まる 古森義久
ワシントンではもっぱら中国がホットな論題です。しかも中国のあり方を批判的に取り上げる動きが顕著なのです。中国との関与を深め、中国もアメリカや日本と同様の国際社会の責任ある一員として引き込もう、誘い出そうという、これまでの対中政策がどうも失敗したようだという認識がアメリカ側には強いのです。

その理由は一に中国の最近の言動にあります。日本に対してとったような国際規範を無視する乱暴な言動です。これではどうしても「中国は現在の国際秩序に責任ある一員として加わる気はないのだ」という考察を生むわけです。

12月1日は朝から激しい雨が降った寒い冬の日でしたが、この日、ワシントンではなんと4つの中国関連の会合が開かれました。みな中国とか対中政策を考え直すというのがスタンスの討論会、講演会の種類でした。私はそのうちの3つをカバーしましたが、さらにそのうちの2つについて簡単な記事を書きました。

しかし日本でも中国のあり方は大きな反発を呼んでいます。小泉純一郎元首相が「日米中正三角形なんてとんでもない」と述べたそうですが、そのとおりです。「日本はアメリカと中国との中間に立って、両国と等距離を保つ」という鳩山ルーピーの「中国論」はいまではジョークの材料にもなりません。 

〔ワシントン=古森義久〕米国では1日、米軍統合参謀本部議長と議会下院外交委員会有力議員があいついで中国を非難した。

マイケル・マレン米軍統合参謀本部議長は同日のワシントンでの講演で北朝鮮の韓国領砲撃などを「無謀な行動」と断じたうえで「他のどの国よりも北朝鮮に大きな影響力を有している中国が単に六カ国協議の再開を呼びかけるだけではまったく不十分だ」と述べた。

同議長は「中国は北朝鮮の無謀な行動を抑えるために具体的な行動を取る責任がある」として中国政府の態度を非難した。同議長はまた中国軍の増強についても「中国軍の近代化の一部は明らかに米国を標的としており、懸念を抱いている」と語った。

一方、米国議会で同日、開かれた中国に関する別のセミナーで下院外交委員会の共和党有力メンバーのデーナ・ローラバッカー議員は尖閣諸島をめぐる日中衝突について「中国は野心的な領土拡張のために今回の事件では日本を威嚇する意図での一連の措置をとった。その威嚇で日本を屈服させることが目的だが、米国はあくまで日本を支援するだろう」と語った。

同議員は中国が共産党の独裁下にあって自国民の自由や権利を弾圧していると非難し、米国は東西冷戦下のソ連に対抗したのと同様の強硬な姿勢を保たねばならない、と強調した。

米国議会では今月の中間選挙で共和党が下院で多数派となり、来年1月の新議会では各委員会の主導権も握ることになる。外交委員会ではローラバッカー議員も影響力を増すこととなる

杜父魚文庫
| 古森義久 | 02:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







スポンサーサイト
| - | 02:15 | - | - | pookmark |







コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://kajikablog.jugem.jp/trackback/997817
トラックバック

CALENDAR

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>

SEARCH

SELECTED ENTRIES

RECENT COMMENT

CATEGORIES

ARCHIVES

LINKS

PROFILE