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延坪島奇襲砲撃の背後に李英鎬・金格植の最強硬派 古沢襄
ここにきて韓国の朝鮮日報などのネット情報から目を離せなくなった。韓国は戦時体制に入っている。隣国の日本にとっては”対岸の火”ではない。フィリピンのマニラから在韓フィリピン人5万人の日本避難について日本側と打診の協議を始めたという比大統領府の情報が入っている。

朝鮮半島で火がつけば韓国から空路マニラに脱出するのは困難になる。日本と韓国の距離が近いことから九州に船などで在韓フィリピン人5万人を脱出させる計画だという。それなのに当の日本人には危機意識が薄い。中国旅行が減った影響で韓国旅行が増えている。ソウルに着いてみて緊張した雰囲気に驚く始末だ。28日から黄海で米韓合同軍事演習が実施されることの意味を知らない者がいる。平和ボケもここに至れば度しがたいが、日本政府そのものに危機意識がないのだから仕方ない。

朝鮮日報は北朝鮮の軍部で強硬派が台頭したと分析している。後継者の金正恩(キム・ジョンウン)氏が砲撃戦術の専門家だというハクをつける巷説が流布されているが、韓国政府の情報当局関係者は金正日総書記が金格植(キム・ギョクシク)朝鮮人民軍大将を黄海北方限界線(NLL)や黄海道地域を担当する第四軍団長に任命した時点でNLL周辺で海岸砲による砲撃訓練を実施・強化されたことを重く見ている。

金格植第四軍団長は北朝鮮軍部の最強硬派。野戦に精通した人物である。

さらに朝鮮人民軍のトップにある李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長(次帥)が間違いなく関与し、李英鎬・金格植ラインの強硬派が金正日総書記の命を受けて、延坪島に対する奇襲砲撃を行ったとみる向きが多い。

李英鎬総参謀長は砲撃に関しては天才的な能力を持つ指揮官だといわれる。

<今月23日に北朝鮮が延坪島を砲撃した背後には、朝鮮人民軍の強硬派の影がちらついている。具体的には、朝鮮人民軍大将で、軍内部では西海(黄海)北方限界線(NLL)や黄海道地域を担当する金格植(キム・ギョクシク)第4軍団長(70)の名前が挙げられる。韓国軍筋は、「放射砲は軍団クラスに配備されている兵器だ。

そのため、今回の放射砲による砲撃は、軍の強硬派として知られる金格植氏が自ら命令を下したに違いない」と語る。韓国軍当局は砲撃直前、金正日(キム・ジョンイル)・金正恩(キム・ジョンウン)親子が金格植氏と会っていたという情報を入手しており、これについても詳しい分析作業を行っている。

金格植氏は西部地域の最前戦を管轄する第2軍団長を13年間(1994−2007年)務めたことから、野戦には非常に精通した人物だ。07年4月に総参謀長(韓国の合同参謀議長に当たる)に就任したが、昨年2月に突然解任され、第4軍団長に降格した。

そのため当時、韓国政府の情報当局関係者は、「韓国軍の基準からすれば、合同参謀議長が野戦の軍団長に移動したというのは、明らかに降格であり左遷だ。しかし、金総書記から特別な指示を受け、NLLでの緊張を高めるため、特別に派遣された可能性も考えられる」とコメントしていた。こうした見方を裏付けるかのように、金格植氏は第4軍団長に任命された直後の昨年2月24日、NLL周辺で海岸砲による砲撃訓練を実施し、韓国軍を緊張させた。

さらに、昨年5月27日に朝鮮人民軍板門店代表部が、「西海5島での(韓国側の)艦艇や船舶の安全航行は保障できない」と発表した直後、第4軍団の動きが慌ただしくなった。NLL周辺には、通常の2倍以上の弾薬や戦時用の燃料が運び込まれ、軍幹部が激励のため訪問したという情報もある。韓国軍筋によると、当時は海岸砲や戦闘機による訓練回数も、例年に比べて2倍以上増加したという。さらに金格植氏が赴任した後は、大青海戦(昨年11月)、NLL周辺での海岸砲による挑発(今年1月)、哨戒艦「天安」への攻撃・沈没(3月)、NLL韓国側への海岸砲砲撃(8月)などの挑発行為が相次いでいる。

この日、韓国政府の安全保障当局者は、「韓国戦争(朝鮮戦争)後では初めてとなる大韓民国の領土への直接攻撃を、単なる軍団長(金格植氏)が指示した可能性は低い。この攻撃には、現在朝鮮人民軍のトップにある李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長(69、次帥)が間違いなく関与しているはずだ」と語る。

この見方からすると、今回の砲撃は、前職の総参謀長(金格植氏)と現在の総参謀長(李英鎬氏)による合作ということになる。国防研究院安全保障戦略研究センターの白承周(ペク・スンジュ)センター長は、「かつて朝鮮人民軍幹部だった複数の脱北者たちは、李英鎬氏について異口同音に“各種の砲に詳しく、砲撃に関しては天才的な能力を持つ指揮官”と評している」「かつて李英鎬氏と共に勤務した元朝鮮人民軍将校の脱北者によると、李英鎬氏の執務室には非常に多くの書籍があり、それらはどれも砲兵や砲撃に関するものばかりで、まさに砲兵学図書館ともいえる執務室だとのことだ」と述べた。今年になって相次いでいる朝鮮人民軍による海岸砲砲撃は、「砲撃の専門家」李英鎬氏の登場と関係があるという見方だ。

李英鎬氏は今年9月28日に開催された朝鮮労働党代表者会で、金正恩氏と共に党中央軍事委員会副委員(委員長は金総書記)に就任した。朝鮮労働党規約の第27条には、「党中央軍事委員会が軍を指揮する」と明記されている。治安政策研究所のユ・ドンヨル研究員は、「延坪島砲撃の命令は、金総書記→金正恩・李英鎬氏→金格植氏という順に伝えられたはずだ」と分析している。(朝鮮日報)>

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