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中国は領土をどう広げるか 古森義久
中国は尖閣諸島のように他の国の領土を自国領だと主張し始めた後、どのようにしてその種の一方的な主権主張を拡大していくのか。

『アメリカさえ恐れる中国の脅威!』からの報告を続けます。

                   ======== 

『中国の主権拡大の方法』
では中国は自国の主権を守り、広げるために、現実にはどんな方法を取るのだろうか。

○軍事手段での主権の保護と拡大

報告は中国が自国の主権の保護や拡大にはまず軍事力を陰に陽に使うことを強調していた。だからこそ中国との駆け引きは難しいということだろう。

「中国にとって主権を保護することの一つの枢要な側面は自国の領土を守り、外部からの侵入を防ぐ能力を有する軍隊の発展である。この手段は国家一般にとって領土保全のための伝統的な方法だといえる。ただし現在の中国の軍事ドクトリンには、とくにそのことが明白となっている」

「中国の国防白書二〇〇六年版は、自国の主権の強化こそ人民解放軍の基本の目標だと明記している。国防白書は『人民解放軍は情報化の状況下で局地戦争に勝利し、国家の主権と安全保障、開発の利益を強化すること目標に、軍事闘争への態勢をいつも整えておくことを確実にする』と述べていた」

「これらの目標は人民解放軍の『歴史的任務』とも連結しており、この歴史的任務もまた中国の主権、領土保全、国家安全保障を確固にしておくことをうたっていた。これらの目標は人民解放軍の中国内外での活動の枠組みを形成し、領土を防衛するための新しい軍事能力の取得を正当化していた」

中国人民解放軍の存在の意義はまず自国の主権を守ることだというのである。逆にいえば、中国の主権はまず軍事力によって守られるということなのだろう。

報告はここでアメリカ側の見方として、中国軍事問題の専門家ロイ・カンファウセン氏の分析を紹介している。同氏はアメリカのアジア研究機関「全米アジア研究部会」(NBR)のワシントン代表兼政治・安全保障部長である。

▽人民解放軍の主権の守り方 

報告によれば、カンファウセン氏は「中国人民解放軍は共産党指導部から中国の主権を守り、広げることを任務とされている」と証言し、その人民解放軍の主権の保護と拡大を少なくとも次の四つの方法で進めている、と述べた。

(1)人民解放軍は基本的なレベルでは中国の総合的国力の増大に寄与する軍事近代化の野心的なプログラムを保つことによって中国の主権を前進させる。

(2)人民解放軍は国際システムの現存の基準のなかでの防衛や安全保障の問題への利害保有者として行動することにより中国の国際的地位を強化する。

(3)放軍はときには中国の主権の主張にとってより好ましい結果をもたらすための中国の能力強化を意図する積極果敢な行動をとる。

(4)人民解放軍は台湾の公式の独立を防ぎ、それにともなう中国主権への挑戦への第三者の介入を阻む態勢を積極的に保つ。(つづく)

杜父魚文庫
| 古森義久 | 00:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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