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中国の日本国債買いは脅威ではない 宮崎正弘
中国が日本国債を大量に買うのは日本がそれだけ経済の核心が強い証拠。全体の0・001916%で、何が脅威か。

日本の国の借金は904兆0772億円(2010年6月末)。これはGDPの190%にあたると大騒ぎをしているが、赤字国債を対GDP比で論ずるのは間違いである。くどくど述べないが国民の金融資産が1450兆円あり、日本の国債の買い手は日本の機関投資家が97%、外国の投資家がわざわざ世界一金利に安い日本国債を買うのは円高狙いと分散投資の二つが主な動機である。
 
したがって日本は金融資産を担保に赤字国債はまだまだ発効可能なのである。緊縮財政を言いつのるのは財務省の視野狭窄にすぎない。

さて中国が日本国債をばんばん購入していて「脅威」「脅威」と騒ぐ向きがあるが、これも杞憂に過ぎない。2010年上半期(1月―6月)の購入額は累計1兆7326億円。「ヨーロッパでの財政危機や米国の景気後退と先行き不安をかかえて、中国が短期債を基軸に日本円への多元投資を進めた」(エコノミスト)からである。
 
市場関係者は「今後も中国の日本国債買いは毎月数千億円単位で続くだろう」とするが、たとい、年内に倍の3兆5000億円を突破しても、たいしたことではない。現時点でも中国のシェアは全体の0・001916%でしかない。

それよりもあれほど反日、侮日をどなり、中華愛国を獅子吼してきた中国が、なぜ日本国債をかうのか。それは、日本の信用が世界的には強い証拠ではないのか。

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