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アメリカは北朝鮮崩壊に備える 古森義久
北朝鮮の金正日政権が崩壊するというシナリオを想定し、その場合にはアメリカ、中国、韓国などはどう対応すべきか、という研究が打ち出されたのには、ちょっと驚きました。

ワシントンの大手研究所が時間をかけて、そんな事態への危機管理を研究していたのです。金正日独裁体制が倒れることを想定とは、いくら学術研究であったとしても、大胆です。あるいはアメリカ側には金正日政権が近く確実に倒れることを予測できる独自の情報でもあるのでしょうか。

【ワシントン=古森義久】米国の大手シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)は北朝鮮の政権崩壊に米国、中国、韓国の3国がどう対応すべきかをまとめた報告を発表した。

北朝鮮の政権崩壊の場合には米中両国などが軍隊を送りこむ必要性をも予測して、その場合の各国間の協力を勧告している。

6日発表の「朝鮮半島の変化への対応」と題された同報告はCSISが長期間、重ねてきた研究の総括で、まず現在の北朝鮮が社会の安定や政権の存続までが不確実となったとして、「政権の崩壊」を展望のひとつとして明記している。

その理由は
(1)金正日総書記の健康悪化と後継争い
(2)通貨単位の切り下げによる経済混乱
(3)国際制裁による過激インフレと物資備蓄
(4)国民の抗議の高まり・・・などだという。

政権崩壊の場合には北東アジア全体の不安定につながる危険があるとして、まず最大の影響を受ける中国、韓国、米国が協力しての共同対応が必要だと強調し、その対応には各国の軍隊の北朝鮮領内への派遣もありうるとしている。

中国の北朝鮮崩壊への対応については、「中国軍が北朝鮮領内で果たす役割をいろいろ研究している」と述べ、その役割として中国の人民解放軍による「北朝鮮での人道救済」「国内の治安維持」「北朝鮮の核兵器関連施設の管理」などを列記した。

また、中国が北朝鮮に軍事介入する場合には、中国当局はあくまで国連の許可を前提とする方針だという。

この方針は米国や韓国が北朝鮮に軍隊を送り、韓国の統治を北へと拡大することを阻み、在韓米軍が北朝鮮にも駐留する事態を防ぐことを目的にしている。

政策提言としては、北朝鮮の不安定や崩壊というシナリオに対して
(1)米国、中国、韓国は北朝鮮領内への軍隊派遣について事前に協議をし、国際的な調整をする
(2)米中韓3国は北朝鮮の核兵器をはじめとする大量破壊兵器の完全破棄に努め、朝鮮半島の非核化を目指す
(3)米韓両国は北朝鮮への対応の透明性を保つとともに、中国に対し同様の透明性を要求する
(4)米中韓3国の動きを日本政府に詳しく報告し続ける・・・ことなどを挙げた。

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