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オバマ政権が「報道の自由」を抑える!? 古森義久
オバマ政権の司法省がニューヨーク・タイムズの記者が報じた情報の出所を明かすことを命じる召喚状を出しました。この記者は自分の新聞ではなく、本の中で、この「情報」を明かしています。

当局側はこの情報が秘密扱いにされており、本来、明かしてはならないものだと非難しています。つまりは国家機密の漏洩だというのです。

よくある話です。しかしおもしろいのは、本来、この種のメディア側の主張にはきわめて同情的だと思われてきたオバマ政権が大統領選挙中には大々的にオバマ支持キャンペーンを展開したリベラル派の新聞のニューヨーク・タイムズに対決姿勢でのぞんでいることです。

さらにおもしろいのは、ニューヨーク・タイムズ側が紙面上、この対決をきわめて小さな扱いでしか報じていないという事実です。

【ワシントン=古森義久】オバマ米政権の司法省がニューヨーク・タイムズの記者にCIA(米中央情報局)の秘密活動についての情報の出所を明かすことを命じた召喚状を発したことが1日までに明らかにされた。

同記者側はこの命令に応じない意向を表明、ニューヨーク・タイムズ対オバマ政権という珍しい対決の構図を浮上させた。

同紙などの報道によると、司法省は4月29日、ニューヨーク・タイムズのジェームズ・ライゼン記者に対し、5月4日に開くワシントン近郊のバージニア州アレクサンドリアの大陪審で、同記者が2006年に出版した本「戦争の状態」(邦題「戦争大統領」)のなかで明らかにしたCIAの活動についての書類を提出し、情報源を明示することを求める召喚状を出した。

ライゼン記者は過去に調査報道でピュリツァー賞を受けた実績がある。

今回は同書で「CIAが米国に亡命したロシア人の核化学者を2000年にイラン政府関係者に接触させ、欠陥のある核起爆装置を提供させて、イラン側の核兵器開発を遅らせようとした」と暴露した。

司法当局はブッシュ前政権時代からライゼン記者がこの書で米国政府の秘密情報を無断で使っているとして秘密漏えい容疑で捜査していた。

捜査は一時、中断していたが、オバマ政権のホルダー司法長官が再開を命じた。

同記者は4月30日、弁護士を通じて「あくまで情報源秘匿の誓約を守り、召喚状には従わない」という意向を述べた。

ニューヨーク・タイムズは、同記者の召喚状の命令を拒む姿勢への支持を表明した。

ニューヨーク・タイムズのコラムニストは記事で「オバマ政権はこの種のメディアの問題に対しブッシュ政権とは異なる態度をとると信じていたが、まったく同じ態度を示したことに、大いに失望した」と論評した。

ワシントン・ポストもライゼン記者の主張への同調を表明した。

情報源の秘匿に関しては05年に同じニューヨーク・タイムズ記者だったジュディス・ミラー氏がCIAのからむ情報の出所を明かすことを拒み、法廷侮辱罪で85日間、拘束された。

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