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鹿児島知事、徳之島案で「政府側と会わない」 古沢襄
普天間移設で五月末の決着を目指す鳩山首相なのだが、首相みずから唐突に徳田虎雄氏に会ったのは成算があったのだろうか。通常なら首相の意を受けた側近が、徳田氏側に打診工作する手順がある筈である。それをしないで、直接、首相が乗り込むのが解せない。稚拙な交渉といわれても仕方ない。

五月四日に首相は沖縄に初めて乗り込むという。

仲井真弘多沖縄県知事の立場は微妙である。沖縄の知事として米軍普天間飛行場の危険な状態は放置できない。苦渋の選択として日米合意のキャンプ・シュワブ沿岸部への移設案に同意したいきさつがある。前名護市長も同じであった。

しかし鳩山首相は日米合意案を白紙化して、合意案を手直しして、米海兵隊の一部を徳之島に移す計画を固めつつある。これが実現できるのなら、仲井真弘多沖縄県知事もあえて反対しないであろう。何よりも普天間の状態を解消するのが急務だからである。

しかし沖縄九万人集会や徳之島一万五〇〇〇人集会で、反対の声が沖縄県民や徳之島島民の多数意見となっている。米側は徳之島移設案には軍事上の理由で応じる気配がない。

どうみても八方塞がりの中で首相から協力を要請されても、仲井真弘多沖縄県知事は返事の仕様がないのではないか。徳之島をかかえる伊藤祐一郎鹿児島県知事も、「島内3町長と同席でないと政府側とは会わない。現段階では会うような環境は生じないと思う」と言っている。

首相は側近に中央突破あるのみと洩らしているという。それによって米側と地元の同意を引き出すことが出来ればよいが見通しは暗い。首相みずから乗り出して、解決ができないとなれば、首相の責任論が出てくる。

<沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題に関し、鳩山首相が鹿児島県・徳之島出身の徳田虎雄・元衆院議員に提示した分散移転案について、伊藤祐一郎・同県知事は29日、「(徳之島への移設に)反対のスタンスは変わっていない」と述べた。鹿児島市内で報道陣に語った。

知事はさらに、政府側が徳之島への移転を説明するために面会を求めてきた場合の対応について、「島内3町長と同席でないと会わない。現段階では会うような環境は生じないと思う」と話した。

一方、徳之島を含む鹿児島2区を地盤とする民主党の打越明司衆院議員(比例九州ブロック)は、鹿児島市のメーデー会場で行ったあいさつの中で、平野官房長官から「首相が徳田氏のお見舞いに行くので了承してほしい」と、27日夜に通告されていたことを明かした。そのうえで、「『(町長ら)地域のリーダーから会うのが順番だ。絶対、了解できない』と訴えたが、受け入れてもらえなかった。(政府の)やり方は明らかに間違っている」と批判した。

同じ会場で、同党鹿児島県連の川内博史代表は「白紙撤回を求めることを、もう一回総理に申し入れなければいけない」と報道陣に語った。(読売)>

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