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大館(おおだて)曲げわっぱ 渡部亮次郎
弁当箱としてプラスチックが登場するまで、日本に於ける最高の弁当箱は秋田県の「大館(おおだて)曲げわっぱ」だった。「わっぱ」とは極端に言えば「入れ物」板を輪状に曲げて作る入れ物である。

民謡「秋田音頭」の冒頭に出てくるほどの「名物」なのだ。

「秋田名物、八森ハタハタ、男鹿で男鹿ぶりこ。能代春慶(塗り物)、檜山 納豆、大館 曲げわっぱ」

現在の本物志向の風潮に相まって、大館の曲げわっぱは、多くの人に愛されている。結構な現象だと思う。私はこの大館市にNHK記者として1959年に駐在した。

だが、名物の「大館曲げわっぱ」についての取材は1度もしなかったことを告白する。単なる斜陽産業と見られていたからである。短慮を反省する

大館曲げわっぱは、その昔、きこりが杉柾(すぎまさ)で曲物(まげもの)の器を作ったことに始まったとされている。

江戸時代に大館城主佐竹西家が領内の豊富な秋田杉に着目し、武士の内職として推奨した。農民には年貢米の供出代替として、山から城下まで原木を運搬させたという。

製品は酒田・新潟・関東などへ運ばれた。江戸時代末期から近代にかけて職人たちが技法を受け継いできたが、戦後、プラスチックの出廻り等により他産業への転向が相次いだ。

しかし、現在の本物志向の風潮に相まって、大館の曲げわっぱは、多くの人に愛され、息をふきかえしている。天然秋田杉の柾目と香りが冴え、木目まっすぐで弾力に富んでいる。軽さと、明るく優美な木目が生かされた製品には、シンプルな味わいと気品がある。

天然秋田杉を手割りにより薄く剥いで、熱湯につける。板が柔らかくなったところで取り上げ、台上でコロ(道具)に巻き込むようにして曲げ、重ね合わせ部を仮止めして自然乾燥させる。

乾燥後、接ぎ手部を接着剤で接着した後、とじ穴を開け、この穴を桜皮で縫いとめる。蓋板または底板を入れ込み、接着して仕上げる。

私の感想としては、「弁当を作ってくれた人の心が伝わる。プラスチックより、愛が伝わる」

大館曲ワッパ協同組合 TEL 0186-49-5221 FAX 0186-49-5221 〒017-0044 秋田県大館市字馬喰町17

http://www.chuokai-akita.or.jp/magewappa/item.htm

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