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北京のすぐ傍に砂漠化の猛威 宮崎正弘
「北京の80キロとなりは砂漠」という空恐ろしい現実。日本への黄砂も被害深刻だが、北京はいずれ砂漠のなかに埋もれる。

拙著でも何回か書いた。「砂に埋もれる北京、海に沈没する上海」と。

20年前、清涼な水を運んだ河川は砂漠となり、井戸は使えず、農業は成立せず、農民は都会へ去った。砂漠化は急速に進み、廃墟、廃村。それもこれも植林事業を怠り、森林がはげ山とかして保水力をなくした。ダム建設などの乱開発も悪影響を与えた。

北京から飛行機で西に向かえばすぐに分かる。

荒涼とした岩盤、岩肌。砂漠。離陸して十分もしないうちに、北京のすぐ傍に砂漠化の猛威が進んでいることを目撃できる。事態は深刻の度合いを超えている。

1950年に中国の砂漠面積は13.7万平方キロだった。

現在は385700平方キロが砂漠。日本列島がすっぽり砂漠化して、まだ足りない。毎年毎年、富山県に匹敵するほどの面積が砂漠化しているのだ。

農業大国=河南省から陝西省、甘粛省、砂漠は大地を不毛とするばかり住民のこころも不毛とする。この地域の人々は経済発展に取り残され、年収一万円(月収ではない)という極貧の暮らしを続けている。

北京政府は、貧困地帯への福祉、救援、そのほかの政策を採ろうともしない。鳩山首相が飛ぶコペンハーゲンの世界大会(COP15)は、環境問題を論ずるらしい。
 
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| 宮崎正弘 | 21:46 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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