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暴力イデオロギー集団のマオイスト 宮崎正弘
インドで跳梁跋扈するマオイストの暴力紛争に参加するのは最下層の若者。マオイストに殺害された治安警察など900名余の血の犠牲。

マオイストの猛威はネパールで王制を転覆させた。バングラデシュにおけるマオイストはダッカ大学(バングラの東大)に公然と出現し、政治的影響力を無視できない。

インドはどうか?この時代遅れのイデオロギーをまとった暴力集団が、貧困層には受け入れられる。経済発展と繁栄から取り残された最下層の国民がテロに走り、体制の転覆を企図し、各地で暴力沙汰、鉄道破壊、爆破、鉄鉱石現場襲撃、そしてパイプラインを奇襲する。過去四年間で犠牲になった治安部隊は900名。ちなみにアフガニスタンでの同期の犠牲は1100名。

かれらの武器と資金が中国からきているかどうかは不明である。

かれらは1967年頃、ナクサリバリ(地名)で結成され、その後、インド共産党は合法政党を目指し野党として、それなりに影響力があるが、以後、マオイストらは、地下に潜った。いまやナクサリバリ地方は「マオイスト自治区」のおもむきがある。

各地では種族の自治、或いは地方の独立を求めたグループが合同し政党を結成したが、マオイストらはどの派閥とも野合せず、1980年代からはひたすら暴力党争に走った。

貧困、カーストにおける差別、最貧の村々が全土に点在するが、なかでもマオイストの猛威を振るうのは西ベンガル地域だ。インド軍は70000名を投入して警戒に当たっている。

▲かくて西ベンガル一帯は「赤い回廊」
本拠はチャティスガルにあり、隣接するオリッサ州とビハール州にまたがり、拠点のハルハンド、マハラシトラを結ぶ地帯は「赤い回廊」と呼ばれる。

学校までが襲撃され、西ベンガルでは警察署が襲われ、付近住民は「昔は野生の虎、猪がこわかった。いまはマオイストの襲撃だ」と言う。
 
インド経済の発展ぶりも、裏面に回ると地域的には何時でもアフガン化する場所がある。いずれもが鉄鉱石、銅などの産地で鉄道輸送に経済を依拠する場所である。

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| 宮崎正弘 | 11:23 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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