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用便と歩行飲食は同じ 渡部亮次郎
知らぬ者同士が食事を共にして仲良しになる。とはいっても宮中晩餐で賓客たちが料理を食べ始める場面は絶対、テレビ中継されない。とすると、食事はプライバシーなのだ。同様に排泄も恥だから他人には見せない。

だが、いまどきの若い人たちは歩行中や電車で、衆人環視のもとでの飲食が平気。しかし、飲食がプライバシーだとすると、電車の中での飲食は性器を見せていることに等しいことにならないか。

外交で、会食は不可欠だ。複雑な交渉ごとを抱えていても、夕食を共にすることは、欠かせない定番である。同じ物を食し、口の中を見せ合うから、いわばプライバシーを見せ合うから、仲良しになるのである。

先に、オバマ大統領訪日の先遣隊として来日したゲーツ国防長官が、防衛省首脳との会食や、自衛隊栄誉礼の申し出を悉く辞退したということは、日本民主党に対するアメリカ民主党の拒否反応だった。

「君たちと妥協することは元よりないぞ」と言うサインでもあったといえる。それなのに、外交に慣れていない鳩山政権は、その意味を感じ取れず、アメリカ側をいらいらさせている。初の来日をするオバマ大統領との日米首脳会談は失敗が予測できる。

そのため岡田外務大臣は、あわてて再訪米を打診したが、アメリカ側に足元を見られており、結局無視されるだろう。

重ねて言うが、対外交渉の過程で、会食が重要だということは、口を開けて食をするという行為は、一種のプライバシーの公開だからだ。

トウ小平に直接教わったことだが、中国の招宴で、主人の箸の長いのは、主人の食べる物と客人の食する物が同じであることを証明する為だという。

主人は料理を両隣の賓客に取り分ける。貴方と私は同じ料理を食べるのです、あなたを毒殺する意図はありません、と表明する為に、使う箸は長いのだ、と。

逆に言えば、中国の歴史は、敵を宴会に招待して毒殺するものだったのだ。

互いの国の当事者同士が食事を共にするということが外交の定番になったのは、平和の証拠だが、その意味が忘れられたぐらい平和が続いているということなのだろうか。

いずれにしろ、食事を共にするという事は、プライバシーをともにして、友好を誓い合うということだとすると、それは、排泄を相手に見せるということにも通ずると考える。

私(73歳)が育つ時、親や教師からは「歩きながら物を食べてはいけません」と教えられた。それがそうでなくなったのは1945年の敗戦の弊害である。

進駐してきた、主としてアメリカのド田舎出身の育ちの悪い兵隊どもが、歩きながら飲み食いして、日本の青少年を毒した。アメリカを「恰好いい」と思い込んでいる少年少女は、すぐ、これを真似た。

プロ野球は、ガムを噛みながらプレイすることが格好良く、当然の事だと勘違いして、最低のマナーを「定番」にしてしまった。

これを嗜めるべき大人は、敗戦の責任を感じて萎縮していたのか、縮こまってしまって、注意しなかった。それが、排泄や性交を公開するのに等しく、恥ずべき行為なのだと教えなかった。

しかし、今やそうした少年少女が、すでに親となり、老人になったのが21世紀の日本である。東京都江東区にある都立猿江恩賜公園では、老婆がパンを齧りながら散歩している体たらくである。

飲食を超して、電車で化粧する女性たち。化粧とは文字通り、化けること。それを人前で化けたのでは、種明かしをしてから手品をするようなもの。いくらやっても化けの皮がはじめから剥がれているている。

こんな「馬鹿」に人々の目覚める事は、無いのだろうか。つまり、ゲーツ長官に会食を拒絶されても、その意味を理解できなかった鳩山政権は電車で化粧して恥じない、茄子や南瓜と変わることがないということだ。

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