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米軍兵士の自殺が急増 平井修一
米国防総省によると在欧米軍は9月25日にドイツで「自殺防止セミナー」を開催、さらに10月26日にはワシントンでペンタゴンと復員軍人援護局が共同で3日間の「精神健康管理改善ワークショップ」を開催した。

現役米軍兵士の自殺が後を絶たず、どうしたら予防し治療できるかが大きな課題になってきたためだ。

軍に報告された自殺件数は上昇し続けており、2007年が115件、2008年が140件、今年は8月24日現在で109件になっており、このペースで行けば160人を超えて記録を更新しそうである。

<現在のペースで米軍の自殺者数が増えると、最新の民間人の自殺者の割合である10万人あたり19.5人を超える・・・

米軍兵士の自殺率が民間人を超えたのは、ベトナム戦争が行われていた1960年代後半から70年代前半以来だという・・・

軍側は自殺の理由は1つの要因で説明できるものではないとしているが、ピーター・シアレリー米陸軍副参謀長は、戦地への派遣が長引いていることや作戦任務の頻度の増加が、兵士と家族らに負担を与えている点を指摘、自殺者数の増加との関係性があるとの見方を示している>(AFP)

戦場には極端な喜怒哀楽、歓喜と絶望と死があふれており、兵士は精神的なストレスをためやすくなるのだろう。PTSD(心的外傷後ストレス障害)や鬱病などにかかりやすいが、職業柄なのか、相談すること=自分の弱さがばれてしまうこと、と悩みを内部に溜め込んでしまう傾向にあるようだ。

ワークショップでゲイツ国防長官はこう挨拶した。

「病んだり怪我をした兵士の継続的な治療と最終的な社会復帰へのケアは、私が最も高いプライオリティーを置いていることです。危険を冒し、傷病に苦しんでいる兵士を救うのは国家と兵士の厳粛な協定と考えます。国は彼らに永遠の感謝を捧げる義務があります。

PTSDなどについては、目に見えない病気ということで、これまでは十分な注意が払われてきませんでしたが、精神衛生問題はとても重要です」

いわゆるゲリラ戦という非対称戦争は、敵なのか民間人なのかが分からない場面が多いから緊張するだろう。さらに路肩などに埋められる簡易爆発装置(IED)をタリバンは多用しているから緊張はなおさらに募る。8年間もの長い戦争に兵士も疲れてきたのだろう。

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