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普天間移設「最終的に決めるのは私」 古沢襄
鳩山首相は24日、訪問先のタイ・ホアヒンで同行記者団に当面の課題について語った。とくに岡田外相ら閣僚から様々な見解が流れた普天間移設について「最終的に決めるのは私」と断言した。

岡田発言については「決める前にいろんな意見があることは許される。しかし、決めてからいろんな考えをさらに示されるということがあってはならないと思う」としている。

また岡田外相の天皇のお言葉発言については「岡田大臣は、そのように考えたんだと思うが、これはやはり天皇陛下のお心がどうであるかということは、なかなか推し量れないので、そこを申し上げることは、少なくとも私としてはコメントするべきではないと思っている」とした。

朝日新聞によれば、鳩山首相のホアヒン発言の内容は次の通り。

<【普天間移設】

――沖縄の米軍普天間飛行場の移設先について岡田克也外相が「県外は難しい」と。総理はどう考えるか。

「政治主導だから、閣僚の皆さんが自分のいろんな思いを述べられるというのは、私はあってもいいと。最後は私が決めますから。

みなさんのいろんな判断をうかがいながら、最終的に決めるのは私ですから、そこできちんと決めて、一つにまとめればいい話であって、それまでいろんなそれぞれの方が、努力の中でね、ご自身の思いを政治主導の中であえて言えるように発言されていることは、これは今までとは確かにプロセスが違うから、みなさんも記事になりやすいかもしれないが、それは新しいやり方として理解してもらいたい。

ただ、出す時は、皆さん方が様々な努力の積み重ねによって、ひとつにまとめる努力をして、結論は私が出します」

――県外移設の可能性もまだ残っていると。

「難しい、ってことは、『ない』ってことじゃないでしょ。あなた方いろんなこと言うけど。私どもとすれば、すべてがそれでなくなったとかいう話ではなく、選択肢を岡田大臣としてはこう考え、北沢(俊美・防衛)大臣としてはこう考えていると。いろんな考えがあると思う。

ただ、大事なことは日米合意も大事だ、しかし選挙で我々が訴えたことも大事だ、そして沖縄の県民の心をやはり一番尊重しなければならない。それを勘案しながら、選択肢がいろいろあるか探して、そしてしかるべきところで私が判断するということになる。

その中での一つの大臣としての考え方だと、そう理解して下さい」

――判断の時期は。

「それもいろんな考え方があると思う。ただ、我々が今、選択肢を様々、今新たに調査をしている段階だから、そしてそれには当然それなりの時間がかかる。アメリカとすれば早くしてもらいたい、それは当然でしょう。しかし十数年間、むしろ本来決めなきゃならない方々が、決めきれなかった。

そして政権交代になった。政権交代になる時には選挙があったと。その人たちの意見というのも尊重しないとならない。そういった中で、ある意味で、最終的な結論を出すときに、我々が当然説得力をもって、沖縄の方や日本の方々に、これで理解してもらいたい、あるいはこうなりましたと、『わかりました』と認めてもらわないとならない。

今、この時点ですぐに、というわけにはなかなかいかない。そのタイミングというのは、おのずからあるのではないかと思っている。だから、くどいようだが、オバマ大統領が来るからそれまでに、みたいなことで急がなきゃならないとは思っていない」

――岡田発言は政治主導と。閣僚がこういう発言をするのは悪いことではないと。

「政府が判断した後、違う意見を言ってはだめですよ。そら、まずい話だと思う。でも、自分なりの思いを、政治主導というのは、私、選挙でこの前応援に行った時も言ったが、むしろある意味でいろんな考え方が示されることがあったっていいと。

皆さん方だって、いろんな方々がいろんな考えを持っている。それがむしろ民主主義の中では自然なんだと。しかし、決める前にいろんな意見があることは許される。しかし、決めてからいろんな考えをさらに示されるということがあってはならないと思う。それが政治主導のあり方ではないかと思う」

【天皇のお言葉発言】

――岡田外相が国会開会式での天皇の「お言葉」について「陛下の思い」を入れてはどうかと発言した。

「岡田大臣は、そのように考えたんだと思うが、これはやはり天皇陛下のお心がどうであるかということは、なかなか推し量れないので、そこを申し上げることは、少なくとも私としてはコメントするべきではないと思っている。したがって、コメントしません」

――その発言についてコメントしないということか。

「岡田大臣は、岡田大臣の思いがあったことは、そらわかります。しかし、天皇陛下のお気持ちを推し量ることは、これはできませんからね。そうである以上、本来やはり、こういったことを、ご本人も、なんか迷いながら記者のみなさんにも話をされたようですから、コメントをあまりすべきことではなかったと思う」

【臨時国会開会】

――国会論戦への意気込み。

「頭が今、東南アジア諸国連合(ASEAN)になってるから、なかなか(臨時国会が召集される)26日のほうに頭が展開していかないが、私は、これはあまり皆さん方には話してなかったかもしれないが、自分なりの思いを力まずにというか、自然体で国民のみなさんにじっくり聞いていただけるような演説をしたいと思っている。

だから、21世紀の政治の役割って、どんなもんなんだろうなと思っている方々に、こういうもんなんだぞ、だいぶ今までとは違うねという思いになって頂けるような、そんな演説をしていきたいと思っている。

友愛という思いが基本、根底にあることは事実だが、いかにして思いやりのある日本をこれからつくりあげていくかというようなことを中心に、今までの役所のみなさんにお世話になりながら、みんなこのことは話して下さい、みたいな寄せ集めで発表するような、そういった所信ではなく、自分の思いをじっくり聞いていただけるような、新たなタイプの所信をやってみたいと思っている」

【東アジア共同体】

――今回、日米同盟が基軸と必ず触れているが、普天間基地問題やインド洋での給油問題があるから、米国への配慮で触れたのか。

「と、7時のNHKニュースで報じられていたようだが、私はそういうのよりも、もともと日本という国はこれからも日米同盟、日米安全保障を大事にしながら進めていくと。

これはいつも申し上げていた話で、ただ一方で、アメリカのある意味で考え方に依存しすぎて、自らの主体的意思というものを持たなくなってしまっている、そういう日米関係ではないかと。

より対等な日米関係を一方で目指しながら、アジアの一国として、アジアの国々ともっとまさに自然体のなかで暮らしていく、役にたっていく日本でありたいと。

そうなれば自然と日中韓も含めて、ASEAN(東南アジア諸国連合)が今日まで築いてきた歩みなどを参考にしながら、東アジアの共同体を、いろんなレベルで貿易、金融、経済、教育とか環境とか災害対策だとか、あるいは保健だとか、そういった様々なレベルでの協力を重層的に積み重ねていくアジアのなかの日本の役割というのを、もっと大事にすることが必要なんじゃないかと、そう思っているので、一方で日米、他方で東アジアというものを、うまく両方とも重要だぞというメッセージを出していくことは、とても大事だと思っているので、必ず申し上げている。

一方に偏らないようにしているのは事実だ。ただ、それは普天間がどうなってるからというそういう個別的な話で申し上げている訳ではない」

――東アジア共同体への米国の関与はどこまでと考えるか

「今言ったように、いろんなたくさんのレベルというか、分野の話をしたが、ASEANだってASEANだけでやりたいものもあるだろうし、ASEANプラス1(日本)とかプラス3(日米韓)とか、(さらにインド、オーストラリア、ニュージーランドが加わる)EAS(東アジア首脳会議)とかある。

ASEANも今度、プラスアメリカというのを考えているわけで、今構想の段階で何をいれるというのとか、どれを入れないとかいうような発想をもっているわけではない。

むしろそこは、重層的な、柔軟な発想で臨んでいる。その中でも、アメリカを排除するつもりもない。

どの国だって排除するつもりもないですよと。しかし、東アジアの国々の協力というものが、根底のなかにあるようなものを、重視していきたいと思っている。今の私の頭のなかに、どの国が入って、どの国が入らないみたいものを考えているわけではない」

【政治資金収支報告書】

――鳩山首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」の事務所を鳩山氏が個人として契約して、政治資金収支報告書に記載されていない件の見解を。

「私は、これは政治家が個人として、事務所を借りたということ。借りたなかで、個人として様々な仕事を行う。原稿を書いたり、接客をしたり。こういう活動、また私が日ロ関係をやっているので、日ロのものに使うとか、まさに個人としての事務所として使ってきているので、こういったことである以上、収支報告書にいちいちそれを記載するという義務はないと、そう理解しているので、私は法的に問題がないと、その認識で今日までいる」

――首相の個人的なお金で払っているので、個人的なものだということか。

「そうです。全く個人的です」(朝日)>

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