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武装勢力に欧米出身者も 平井修一
英フィナンシャルタイムズ紙(19日)によると、インサイダー取引容疑で16日に逮捕された米ヘッジファンド設立者で富豪のラジ・ラジャラトナム容疑者が、スリランカの反政府ゲリラ「タミル・イーラム解放のトラ」に資金提供していた容疑が浮上している。テロ組織は強力な国際ネットワークを持っているようだ。

ワシントンポスト紙(19日)によれば、タリバンとアルカイダの兵力には、なんと欧米人も含まれている。武装勢力は彼らをリクルートし、訓練してゲリラ活動に当たらせているほか、母国へ帰還させて欧米でのテロを画策している模様だという。

かつてスペイン人民戦線にはヘミングウェイも参戦し、パレスチナ紛争には日本赤軍が参戦した。時代が変わっても若者の「自分探しの旅」は変わらないようだ。左翼更正派がほろ苦い思いをしつつ、以下、ポスト紙記事を要訳する。

増加するテロリストのリクルート アフパクのゲリラキャンプに参加する欧米人 クレイグ・ホイットロック記者

[ベルリン]ドイツ・タリバンを名乗るグループによって先月公表された宣伝ビデオには意外な人物が登場していた。スキンヘッドの筋骨たくましい戦士で、通称アブ・イブラヒム。米国人のようである。

声はないが、軍服を着、銃を振り上げてみせた。字幕スーパーによれば彼は米国人だという。ビデオはアフガニスタンでNATO率いる派遣軍からドイツ軍を引き上げなければ、ドイツに対して攻撃すると脅している。

この男が登場する場面はわずか2、3秒だが、それはドイツと米国の情報当局者を警戒させた。この米国人の背景、実名と彼がテロリストグループと接触した経緯については未だ不明である。

欧米のテロ対策当局によれば、米国人を含む西側の志願者が武装勢力の軍事トレーニングキャンプに参加するためアフガニスタンとパキスタンへ向かうケースが増えている。アルカイダとタリバン指揮官を排除するためのミサイル攻撃にもかかわらず、新兵志願の流れは変わらず続いている。

ドイツ治安当局の話では、今年の1月以来、ドイツから少なくとも30人のゲリラ志願者がパキスタンへ向かった。必ずしも同一人ではないが、およそ10人は今年ドイツに帰国しており、新しいテロがヨーロッパの目標に対して計画・実行されるという懸念を強めている。

ドイツのテロ対策幹部が言う。「30人という数字を見てもが脅威がどれくらい大きいか十分に示している」

ドイツ治安当局は先月から臨戦体制で警戒している。タリバンとアルカイダに関係するグループが、アフガンから軍を撤収させなければドイツの目標へ攻撃をすると警告するいくつかのビデオを出したためだ。

3800人のドイツ軍は、米国と英国に続いて3番目に大きいNATO派遣軍である。ドイツ当局は、タリバンとアルカイダがドイツ国内の反戦勢力を利用しようとしていると言う。

これらのビデオは、イスラム教徒に彼らの運動に参加するためにアフパクへ向かうようドイツ語で訴えている。他のヨーロッパ諸国も、国民が軍事トレーニングのためにパキスタンに行かないようにするのに苦労している。

「新兵募集ビデオよほど効果があるのだろう、彼らは毎週のように新しいビデオを公表している」

こう語るのは、テロリストネットワークを監視する米国のNEFA財団の調査担当重役で元オランダ軍の情報将校だ。「ビデオは非常に説得力があり、私が若いイスラム教徒ならば大いに影響を受けるだろう」

先週、ドイツ当局は、今年始めにハンブルグから10人のメンバーがパキスタンへ向かったことを明らかにした。このグループはシリア在住のドイツ人によって指導され、少数民族のトルコ人も含んでいる。

8月にパキスタン当局は、訓練キャンプの多くがあるアフガン国境近くの部族地域、北ワジリスタンで12人の外国人を拘束した。4人のスウェーデン人には、キューバのグアンタナモ湾の米軍刑務所の元収容者、メディー・チェザリもいた。

一方、3人のベルギー人と1人のフランス人は、昨年、パキスタンのキャンプから帰国すると同時に逮捕され、彼らのそれぞれの国で裁判にかけられている。容疑者は、ヨーロッパでのテロを共謀したことを否定しているが、1人の被告はフランス当局の調査に対し、ワジリスタンでグループが爆薬訓練を受けたと認めた。嫌疑のかかっているグループの他のベルギー人とフランス人のメンバー3人は、アフパクを逃走中と思われている。

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| 平井修一 | 18:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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