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岡田外相のアフガン無駄足 宮崎正弘

岡田外相はいったい何をしにアフガニスタンへ行ったのか?電撃訪問のジェスチャーより、もっと大事なことがあるのでは。

岡田外相が11日にカブールを電撃訪問し、カルザイ大統領と面談し、民政分野への支援を約束、インド洋上の給油活動に関しては何もカルザイ大統領からは出なかった、と「意外感」を表明した。

空港から大統領府まで防弾チョッキを着込み、ものものしき警戒の中、つぎに学校と職業訓練校を訪問し、市内のホテルで随行記者団と会見した。

第一に電撃訪問のコスト対効果を勘案してみよう。岡田外相は、北京からドバイでチャーター機に乗り換え、カブールに僅か六時間滞在し、そのままチャーター機を飛ばしてイスラマバードへ飛んだ。

なんという遠大な迂回路!おそらくJALが拒否した結果、ドバイまで行って、カブール往復になれたチャーター機会社と契約したのであろう。凄まじいほどのチャーター代金と六時間の訪問の成果は?

第二にインド洋での給油活動を一時中断せざるを得ない政局だが、パキスタンは正式に日本に給油続行を要請している。内陸国家アフガニスタンにとってインド洋上での給油活動は死活的利益ではない。だからカルザイは発言しなかっただけで、日本が騒いでいる話題は国際的になんらのイシューにはなっていない。

第三に給油活動に替えて、アフガニスタンの多国籍軍の民政活性化プログラムの一環として、とりあえず四名の文民を農業技術支援のために、アフガニスタンに送ると言うが、こんなことは止めた方が良い。

たった四人の日本人のために多国籍軍は警備に軍隊を割かなければならず、率直に言えば「足手まとい」だから。

第四にこれまでもタリバン兵士が投降して職業訓練にやって来れば一時金を出した。カネだけ貰って消えた旧タリバンもいれば、もともとタリバンの無援の失業者だった。

ましてアフガニスタンの警官8万人の給与の半分は日本が負担している。その警官が役立たずであることは国際常識、現場に派遣されても盗人や麻薬密売に早変わりし、タリバンに情報を流すなど、悪質という報道が欧米の新聞にはちゃんと書かれている。

結論、現在の日本の法律と自衛隊の活動範囲からいえばインド洋上での給油活動が、最大の貢献になる。ハトも岡田も「マニフェスト」にこだわらないで頭を冷やしたらどうだろう?

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| 宮崎正弘 | 07:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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