<< 韓国初の人工衛星の裏に潜むもの 古沢襄 | main | サイコロ・ステーキをご馳走になった 古沢襄 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |







江沢民はいまなお皇帝気取り 宮崎正弘
「もっと徹底的に胡錦涛ら団派一味のスキャンダルを暴け」。江沢民が子飼いの公安規律幹部を呼び出し、孟建柱を罵ったという噂が広まる

江沢民(前国家主席)は北京の301医院には入院しない。北京派、とくに胡錦涛執行部の人脈に病状が伝わるのが嫌だからである。もし重症であれば団派は一気に上海派退治のアラ治療にでるかも知れない。

「博訊新聞網」(8月20日号)に拠れば、江沢民は最近、上海に周永康、賈延安、騰文生らを呼び寄せ、食事したおりに団派追い落としに手ぬるくて、「中途半端な」孟建柱を「辞めさせろ」とののしったという。孟は公安部長兼国務委員。

理由は胡錦涛一派への醜聞追求の遣り方が生ぬるい、もっと徹底的に暴けというのだ。

「奴は誰のお陰で今日の地位があるのだ。(醜聞をもっと暴かないのは)我々への背信行為である。だれでも権力の周辺には怪しいことはある。調べればもっとボロが出てくるはずだ」

上海派のボスにして太子党も牛耳る江沢民はいまなお皇帝気取りであるらしい。

すかさず江沢民子飼いの周永康が続けた。「やつは公安の職務に通暁していない」といえば、江沢民はそれを受けて、「奴はおもったよりも小物だった。人品もいやしき輩だ」と呶鳴ったと言う。

この食事会はトウ小平夫人だった卓琳の追悼会がおわってから集まったもので、参加者全員が孟建柱批判に終始したそうな。

孟建柱は農民出身で江沢民がその力量をみとめ、抜擢した。1947年江蘇省生まれ、71年に共産党へ入党後、上海市党副秘書長、97年江沢民が上海市副市長に推薦した。

かれらは胡錦涛と「その一味」(団派幹部、李克強、李潮源ら)の情報を収集し、電話を盗聴し、手紙を盗み読みし、これらの情報を江沢民へ伝えた。

▲権力中枢でなお暗闘がつづいている
公安法務規律方面を統括する周永康は、腐敗の温床と言われ、なにしろ中国では警察は腐敗の代名詞、その元締めといえばマフィア、黒社会と繋がり、筆者が何回か力説したように「中国では石川五右衛門と長谷川平蔵は同一人物」。

悪が悪を取り締まるというポンチ絵図。

このうわさ話に登場する周永康は政治局常務委員、序列九位の大物。孟建柱は公安部長。ともにウィグルの弾圧では裏で画策しながら、責任を不在だった(イタリアのG20から急遽帰国したが)胡錦涛に押しつけようとした。ほかの食事会出席者は軍の情報担当者幹部である。

北京奥の院では十月一日の国慶節に胡政権になって初めての軍事パレードを挙行し、最新鋭武器を並べて「どうだ!」と列強の駐在武官に誇示する予定だが、その行事で軍権をもぎ取られるのがこわい江沢民は様々な妨害活動を舞台裏で隠微に画策しているのは事実だろう。

古来より中国では権力は暴力装置と陰謀で成立するのだから。

杜父魚ブログの全記事・索引リスト 
| 宮崎正弘 | 05:42 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







スポンサーサイト
| - | 05:42 | - | - | pookmark |







コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://kajikablog.jugem.jp/trackback/983224
トラックバック

CALENDAR

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< May 2019 >>

SEARCH

SELECTED ENTRIES

RECENT COMMENT

CATEGORIES

ARCHIVES

LINKS

PROFILE