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谷川岳に一回登っただけ 古沢襄
大学を卒業する年に仲間と谷川岳に登った。群馬・新潟の県境にある三国山脈の山だが、標高1977メートルのわりに頂上に近い岩場は険しい。剱岳・穂高岳とともに日本三大岩場の一つ。天候の変化も激しく、遭難者の数は群を抜いている。

だが頂上に立った時の爽快さは忘れられない。新聞記者になった最初の年に大学の後輩たちとまた谷川岳に挑戦した。前の年の経験があるから、先輩ぶって先頭に立ったが、中腹あたりで息切れがしてダウン。酒とタバコで身体が生っていた。

後輩の女子生徒が「お先に・・・」と言って通り抜ける。一息入れて追いつくつもりでいたが、とてもじゃないが足がいうことをきかない。頂上で飲むつもりでいた冷酒を道ばたで飲みながら、下山する仲間を待つ醜態を演じてしまった。

それ以来、登山は諦めた。北陸勤務は五年間。親しかった北日本新聞の深山編集局長(故人)から「北アルプスに連れていってあげるよ」と何度か誘われたが、何だかんだと理由をつけて断り続けた。富山勤務は一年半、転勤の直前に女房と娘二人を連れて、室堂までバス登山しただけである。

金沢には三年半いたが、白山に登ることもしなかった。夜な夜な金沢市内のバアで飲み明かす自堕落な日々を送った。だからトムラウシ山遭難を論じる資格がない。谷川岳に一緒に登山した仲間の松野勝治さんは今でも折りをみて登山をしている。七十六歳になった筈である。山の頂上に立った時の爽快な気分は知っているだけに羨ましいと思うが、身体が言う事をきかないのだから仕方ない。

友人の山男・菊池今朝和さんから七月早々に山ごもりの便りを頂いた。

<今年も、夏山のシーズンがやって来ました。明日昼過ぎに、愛知の仲間6名(4名は、元同僚・新日鉄名古屋製鐵所)で、自宅を出発です。

オーナーの住む宇奈月には、東京から1名(70歳で、一昨年に続き、今年も池の平小屋でアルバイト)、それに岩手県釜石から1名(私の高校、山岳会の先輩)、さらに、助っ人に、地元富山の若手4名が、食糧などを運搬してくれると言うことで、大助かりです。

明後日、7月4日が小屋明け入山です。

今年の営業は、7月13日から10月13日まで。その後小屋締め作業に入り、下山は10月17日です。

今、映画「剱岳・点の記」(新田次郎原作、監督木村大作)が6月20日から公開、かなり好評で、鑑賞者も多く、盛況のようです。

池の平小屋にも、一昨年(2007)の9月末に、監督以下、俳優さん2名(浅野忠信、香川照之)、スタッフ20数名の大部隊で、全員自分の足で登ってきて、撮影をされました。

この、映画のためか、例年今の時期に予約は皆無なのですが、一転、今年は、もう予約が数件来て驚かされています。

この映画は2回見て、池の平小屋のホームページの管理人のブログ欄や「剱岳・点の記」という大きな欄を設けて紹介しています。

池の平小屋のH/Pも大分増量中身を濃くしています。

山を降りたら、娘(葉子)が釜石を見てみたい、自分の名前の元となった、三陸の名山五葉山を登りたいということで、10月末は、釜石、それに父の実家奥州市江刺旅行となりそうです。>羨ましいかぎりである。

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