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GM再建は中国頼み 平井修一
人のうわさも七十五日か、GM再建のニュースがこのところほとんど聞こえなくなった。公的資金2兆円のカンフル剤でどうにかやりくりするのだろうが、再建の鍵を握っているのはどうやら中国のようである。

中国で生産して中国はもとより米国でも販売しようという計画らしい。日経BPがこう報じている。

<新生GMは米本土で工場閉鎖や人員削減などの合理化を進めると同時に、新型車の開発、生産、販売で大胆な“アジアシフト”を急ぐ可能性が高い。そのカギを握るのが韓国の子会社「GM大宇自動車技術」と、中国の上海汽車との合弁会社「上海通用(GM)」である。

「GMが中国で生産したクルマを2011年から米国で販売へ」――。5月12日、米自動車専門誌オートモーティブ・ニュースはそう報じた。・・・GMは、2011年に中国生産車を米国で1万7335台販売し、2014年にはこれを5万1546台に増やす計画を提示していた>

恐るべし、爆食・中国は世界最大の自動車王国になった。

<上半期の新車販売、初の世界一=米国抜き609万台強−中国

【北京7月9日時事】中国自動車工業協会は9日、上半期(1〜6月)の新車販売台数が前年同期比17.69%増の609万8800台になったと発表した。これにより、中国は米国を抜き、半期ベースで初めて世界一となった。・・・

中国政府は景気刺激策の一環として、小型車に対する自動車購入税の引き下げや農村への自動車普及策、旧型車の買い替え促進策などを相次ぎ打ち出している。

新華社電によると、同協会は下半期の販売ペースについて楽観を戒めつつも、2009年通年の販売台数予想を、年初の1020万台から1100万台超に上方修正した。米国では深刻な景気低迷を受け、月間の販売台数が100万台を割り込む状況が続いており、通年でも中国が初の世界一となる可能性が強まっている>

GMは米国市場では日本メーカーにやられっぱなしだから、日本メーカーの進出が遅れている中国で一気に挽回しようという腹積もりらしい。GMのバカデカイ車は「面子と見栄」(OJIN様)の中国人とはどうやら相性がよさそうで、GMは結構売れているという。 

日経に放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が寄稿している。

<米国人は基本的に大きくて豪快な車が好きなんです。僕もGMの車を愛用していました。1台は「シボレー・タホ」。日本では迷惑なくらいバカでっかいSUV(多目的スポーツ車)です。もう1台は「シボレー・コルベット」。これは本当の愛車で、81年型のビンテージカーでした。・・・

大好きだったコルベットは2006年9月、爆発・炎上して廃車になりました。本当に死ぬかと思いました。テレビや新聞でも報道されて警察と消防が徹底的に調べたら、燃料ホースの劣化が原因でした。・・・

今はBMWとメルセデス・ベンツに乗っています。本当はアメ車に、できるならビンテージカーに乗りたいんですが、まだ炎上のショックから立ち直っていないんですよ>

爆発・炎上するなんていう車をトヨタに造れと言っても頭を抱えるだろう。こういう派手な車は項羽や曹操、劉備などの英雄豪傑を輩出した中国にこそふさわしい。

GMが中国を再建戦略の柱とし、一蓮托生で再建なればドルも中国の保有する米国債も安定するから米中はウィンウィン、ラブラブである。GM=米国はどっぷり中国にはまり、民主・人権・法治の三点セットなんてアッケラカーノカー。やがて太平洋を東西で分割するのだろう。その頃日本は民主党政権下、倭族自治区になっているのだろうか。

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| 平井修一 | 13:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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