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キャベツが大好物 渡部亮次郎
野菜で何が好きかと聞かれたらキャベツと答えるが、実は生のキャベツを初めて食べたのは学生食堂であった。生まれた秋田の農村にもキャベツはもちろん生えてはいたが、多分回虫がいたから母はすべて煮るか炒めるか茹でて食べさしてくれた。

日本の野菜に回虫がなくなったのは昭和20年夏の敗戦からさらにしばらく経ってからの事だ。昭和29(1954)年の学食では生のキャベツが無料だったような気がする。苦学生はメシ1皿20円を買い、キャベツにソースをおかずに済ましていた。

その頃はキャベツを生では食べられなかった。社会に出て生の野菜サラダを食べるようになって、レタスよりも生だったらキャベツのほうに味があるように思えて食べるようになった。しかし、幼少の頃食べたことの無かったソースは今も苦手。

例の向島(むこうじま)の洋食屋でハンバーグにキャベツを添えてもらうと家人やその兄姉たちのすべてが野菜を食べないから、4-5人分のキャベツが私のところに集中。それを私は醤油をちょっぴり掛けて平らげる。焼酎の肴もキャベツになる。

キャベツ料理としてほかに好きなものはロールキャベツとか油炒め。

キャベツ Cabbage 食用、飼料用として温帯地域でひろく栽培されている2年生のアブラナ科の野菜。普通のキャベツの他に類縁のものとしてメキャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ケール、コールラビなどがある。

どれもヨーロッパ沿岸地域に自生する野生のキャベツから作り出されたものと見られる。

キャベツはフランス語で「大きな頭」という意味の「カボシュ」から来た名で、大きな葉が球状に密集し、茎が短く、さらに食用になる葉がある。

葉は種によって長楕円形、楕円形、ほぼ円形などがあり、大きさは約30cmで、色は緑、紫、赤などがある。チリメンキャベツのようにしわのあるものと、なめらかなものがある。世界の各地域でいろいろな品種が栽培されている。

日本へは、江戸時代に結球しないキャベツが入って来ているが、結球キャベツが導入されたのは1868年(明治元)で、北海道、東北、東京で栽培が始まった。明治末期以降、日本独自の品種がつくりだされ、西洋野菜の代表種となっている。資料:Microsoft(R) Encarta(R)   

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