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自民・西田議員の民主・小沢代表への公開質問状 阿比留瑠比
今朝の産経は1面トップで、「集団的自衛権行使 解釈変更 首相、本格検討へ」という記事を掲載しています。これは、日米同盟の片務性を双務性に近づけ、同盟の実効性を高めるとともに、両国関係を対等に近づけるうえで大きな意義があることだと考えています。この問題について麻生首相は就任時、政府解釈変更に着手していた安倍元首相に対し、「この問題で後退はしない」と約束したと聞いていました。まだ今後どう動き出すのか頓挫するのか分かりませんが、とりあえず歓迎したいと思います。

ですので、本日はこのテーマを取り上げようかとも思ったのですが、この件については過去エントリで何度も書いてきたし、きょうの紙面でも5面の解説記事も含めてある程度詳しく記述しているので、別の話題にします。このブログでは、できるだけ紙面に載らない(乗りにくい)内容を書こうと思いやってきましたから。

さて、昨日は木曜日でしたが、この日は毎週昼に自民党の各派閥の会合が開かれ、各担当記者がそのもようを取材します。その中で、町村派の会合の取材メモをメールで読んでいて、少し興味をひかれる内容がありました。

それは、先日も参院決算委員会で民主党の小沢代表の不動産問題を追及した西田昌司氏が、「これを何らかの形で党で活用してもらいたい」として、小沢氏に対する公開質問状を配布したというくだりです。そこで、西田事務所にその公開質問状の中身を問い合わせたところ、「オープンにしても結構だ」とのことだったので参考までに紹介します。

ちなみに先日、小沢氏をよく知る民主党のベテラン議員と話をしていたら、彼は「(7人いる)党の副代表で、小沢さんに辞めるなと言っているのは石井一さんだけだ。だけど、小沢さんは周囲が『辞めろ』といったら辞めないで、『辞めるな』と言ったら辞めるようなところがあるからなあ」と苦笑していました。私が、「そういう天の邪鬼というか、意地になるところがある」と水を向けると、「そうそう!」と大笑いもしていましたが…。

最近の小沢氏の動向を見ていると、最後まで代表の座に居座るつもりであるようにも見えますね。26日投開票の名古屋市長選はもともと民主党候補が有利でまず勝つとされていますから、小沢氏はいよいよ「勝ったのに辞めるのは筋が通らない」と開き直りそうです。小沢氏に代表を続けてほしい自民党側は大喜びでしょうが。

ベテラン議員は「小沢さんも各種世論調査の厳しい結果などは確実に見ている。このまま小沢さんが辞めないで衆院選で民主党が負ければ、小沢さんはもう終わりだ。二度と浮かび上がれない。でも辞めておけば、選挙後も影響力を保てる」と指摘し、いずれ辞めるだろうと言うのですが、なにせ小沢氏は意地になる性格ですからねえ…。余談が長くなりました。以下が公開質問状です。

〈公開質問状〉
1=平成17年に陸山会(小沢氏の資金管理団体)が約3億6千万円で取得した世田谷の宅地建物は、その政治資金報告書並びに小沢代表の資産報告書により、小沢代表が第三者から借りた4億円を陸山会に貸し付けたものが原資になっていると推測される。しかし、その不動産には、第三者による抵当権等の設定が登記されていない。4億円という大金が無担保で第三者から融資されるとは甚だ不自然である。小沢代表は、その資金を誰から借り入れたのか説明すべきである。

2=また、これらの資金を陸山会は小沢代表に2年間で返還しているが、その際、平成17年で約600万円、18年で約200万円の支払い利息が支払われている。これは小沢代表にとっての雑所得になるはずであるが、その所得申告の記載がないのはなぜか。小沢代表の説明を求める。

3=陸山会が権利能力なき社団としての要件を備えているのか断定できないとして、東京高裁の判決は、権利能力なき社団でない可能性を示している。権利なき社団の条件は、最高裁判決により多数決原理の採用をはじめ4条件が示されている。この4条件を満たさない場合は、陸山会は小沢代表の雑所得課税として課税の対象となる。小沢代表は、陸山会が権利能力なき社団であることを明確にすべきである。また、その資格を満たさない場合は、直ちに小沢代表の個人所得の修正申告をすべきである。

4=政治資金規正法が平成19年6月に改正され、以後政治資金管理団体の不動産取得が禁止された。陸山会はこの議論がされている最中の平成19年4月に世田谷に建物を新築取得している。これは、非常識きわまりない行為であり、小沢代表はその取得について国民に説明すべきである。

5=小沢代表は、政治資金規正法改正後、陸山会の不動産は順次手放す旨の意思表明をされているが、平成20年4月現在、そのほとんどが陸山会の所有のままである。一体いつ手放すつもりなのか、国民に説明すべきである。

6=その一方で、陸山会が平成6年に1億1千万円で取得した不動産を財団法人ジョン万次郎ホイットフィールド記念国際草の根交流センターに寄付している。しかしその財団は、小沢代表が理事になっており、実質的には何ら変わらないのではないか。これは、国民の目を欺くものではないか。小沢代表は国民に説明をすべきである。

…小沢氏はこのまま代表の座にとどまり、民主党が次期衆院選に勝利した場合、やっぱり一度は首相になるつもりなんだろうと私には思えます。今朝の産経政治面の記事では、名古屋市長選の応援に入った小沢氏が、選挙事務所でスタッフを激励したものの、街頭演説は行わなかったことについて、民主党中堅議員の「表に出ると批判されると分かっているんだろ。そんな党首では、与党と戦えない」というコメントが載っていました。

小沢氏は記者会見などでは、いつも「すべてきちんと説明している」「法にのっとって適切に処理している」と繰り返しますが、その処理の肝心な中身についてはまったく説明しようとはしません。まるで、ただ自分は悪くないと言い募るばかりで、反省を促す大人の言葉に一切耳を貸さない幼児を見るような気がしますね。

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