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食の安全学拾遺 (‥膵畤
■年も押し迫ってきたが気がつけば、年賀状も買っていないことが判明。私ってば、なにやっているんだか。しかたがない、ネットのグリーティングカードで、と思ってあわてて入力したが、50人分のメールアドレスを入力したところで、なぜかメールが消えてしまい、今、ちょっと呆然としている。もういっかい入力しようか。いや、その前にブログを更新しよう。しばらく更新していなかったし。

と、ブログを開くと、読者からお怒りの声が。

■更新を期待してお立ちよりの皆様、申し訳ありません。本来不器用なたちで、なにもかも要領よくはできず、ブログを放置していた。ちなみに総理番とは、だいたいが待つのが仕事で、時間がありそうなのだが、実は待つ場所は寒空だったり、薄暗がりだったりで、パソコンを開く時間はほとんどない。よっぽど急ぎの原稿があるときは別だが。28日も麻生太郎個人事務所の前で、総理のお仕事が終わるまで待っていた。寒かったから体あっためるためにステップ踏んでいたよ。夕闇せまる人気のない路上で、ひとりステップ踏む中年女。はたからみたら、ちょっと怖い光景ですな。

■というわけで、仕事がたてこんできているときに最初に端折られるのはブログとなる。当ブログはときおり、前触れもなく、更新が止まるので、ご注意ください。更新するときは、できるだけ精魂こめて書くようにしますのでおゆるしを。

■さて、ちょっと古い話に話しになるが、12月13日は岩手県にいってきた。首相の遊説、ではなくて福島自身の遊説、というか講演会のようなもの?岩手県の花巻産経新聞友の会の年末の例会に招かれまして、「私の見た中国」というタイトルでなんでもいいから1時間ばかり話してください、とのこと。比較的小さな集まりだったので、外ではおおっぴらに言えないような話、たとえば中国の警察国家的な側面などについて話をしてきた。その中身については、ひょっとしていつかここでもお話するかもしれない。今は、なにやらきな臭い空気が流れているので控えよう。

■そのあと、私は北京で非常に仲良くさせてもらった方が一時帰国されて故郷の青森八戸の実家に戻っているということで、彼女のご実家に遊びにいった。14日は休刊日で、首相は福岡。ちょっと羽根のばしだ。青森はその日午後から雪がふり、夜についたときは見事な雪景色。訪問は夜10時すぎて少々非常識な時刻であったのだが、馬刺しとか馬肉汁とかウニとかスジコとか、八戸のおいしいものをいっぱい用意していただいて歓待を受けた。

■しかも、彼女のご実家は豆腐屋さん。親の代から40年続く手作り豆腐の店。今は若い弟さん夫婦が家業をついでいるのだが、お二人は夜10時には寝て、午前1時半ごろ起きて豆腐を作りはじめる。この豆腐作りを見学して、夜中2時半にできたての豆乳をのませてもらい、ほかほかのできたて豆腐をたべさせていただいた。すごくおいしい!

■男前の弟さんと若い色白の奥さんが、もうもうとあがる湯気の中できびきびと働く姿に、なぜか猛烈に感動。2人きりで作るので、一日80丁しか作れないという。その日つくったものを、その日に食べてもらう。昨日作ったものはない。つくり終わったら、それを夜明けのアイスバーンの道をとおって、小売店や注文者に車で届ける。

■夜明け前の一番暗く寒い時間、ご近所も家中も寝静まっている中、豆腐作りの部屋だけ煌々と明かりがついて、若い夫婦が忙しく働いている。あとで思い返して、私が感動したのは、おいしいものを新鮮なものを食べてもらおう、という生産者の矜持がそのまま二人の働くときの厳粛な表情や、豆腐を扱うときの丁寧な動作にあらわれているからだったのだと気づいた。一丁180円で、しかも80丁しか作らないのだから、想像するにさほどの大もうけというわけではないと思うのだが、日本人というのは、うまく儲けている人より、品質や味に愚直にこだわる職人気質の姿に感動する人が多い。

このあたり、中国とは違うと感じた。中国は、うまく儲けるアイデアを発見した人を賞賛し、「あいつは頭がいい!」とほめることが多い。愚直に働く人には、要領がわるい、とあきれたりする。

■たとえば、おそらく、牛乳にメラミンを混ぜることを思いついた人は、最初、周囲の人から「あいつ頭いいぜ!天才だ!」とほめられただろう。そのとき、その商品が人の健康を害し、彼らが加害者と非難されることもあろうとは想像はしない。あるいは、「ちょっとくらい体に害があっても、商品を買う都会のやつらは、医療費がタダなんだから、かわまない(本当はタダじゃない。タダなのは限られた公務員や国営企業幹部だけだが、農民はこういうフレーズをよく口にする)」などとうそぶいてしまう。

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