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トヨタ復活のシナリオ 平井修一
12月22日夜のマスコミ報道によると「トヨタ自動車は22日、09年3月期連結決算の業績予想を大幅に再下方修正し、通期の営業損益が1500億円の赤字になるとの見通しを発表した」。

小生は社長を20年間やっていたから、トヨタにとって1500億円の赤字なんて「へ」でもない、数字をいじればすぐに黒字になるだろうに、と思った。だって何兆円もの利益をあげる会社なのだから、1500億円なんて端数だ。

23日は天皇誕生日で株式市場はお休み。この発表によって24日の相場では株価は大いに下がるかと思うが、実際はほとんど下がらないだろう。3000円前後でもみあい、むしろ買い注文が増えるのではないか。

投資家は「トヨタは赤字だと発表して株価を下げ、底値で自社株を買って体力をつけるのだなあ」というトヨタの思惑を知っているのだろう。だから売りに走らない。

「とても配当どころじゃありません」と言ったわけでもあり、誰も文句のつけようがない。これで財務体質は改善するから、来年度はよみがえるだろう。期間工も切ったし。

トヨタは日本が誇るメーカーだから日本人なら「美」を求めるが、実際はえげつなくのし上ってきたのだろう。パナソニック、花王然り。きれいごとだけではない。マスコミには「広告を止めるぞ」と恫喝してマイナス報道はほとんどすべてストップしてきただろう。

トヨタは、本社の駐車場を便利な「トヨタ車専用駐車場」と不便な「その他メーカー車駐車場」に厳格に分けていた時代がある。名古屋の先輩の証言である。意地悪である。が、そういうものである。

そういうケチな積み重ねでトヨタは世界一になったのだ。大盤振る舞いの積み重ねで今GMはこけようとしているが、どちらも責められやしない。経営判断は問われるだろうが、運不運の面が結構あるだろう。

期間工、季節工の派遣社員を無情にばっさり切ることができないと会社はつぶれる。レイオフなど労働市場の自由化という流動的な仕組みを作ったのも米国で、今はその悪い面が米国製造業の足を引っ張っている。新しい雇用モデルが必要だ。

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| 平井修一 | 08:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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