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共和党の時にウォール街を救え 宮崎正弘
民主党政権発足前にドタバタ駆け込み支援、ウォール街の仲間うちを救え。共和党とウォール街コネクションが身内を助け合うために、エンジン稼働つづく。

オバマ政権誕生となると、金融支援はウォール街から確実にメインストリートへ向かう。オバマ大統領のGM救済は日程に上っている。

その前に共和党が影響力の強いウォール街ではあらかたの道筋ができた。

米連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)の2008年第三四半期決算は、三兆円弱(289億ドル)の最終赤字となった。

この巨額の赤字は、住宅市場の低迷、住宅価格回復望み薄、収益環境不透明などの理由である。214億ドルも資産を取り崩してなお、この巨大赤字。貸倒れも増加し、財務体質は急激に悪化公的資金注入は時間の問題と言われた。同期の貸倒引当金は92億ドルと前年同期の8倍。保有する有価証券の評価損なども55億ドル。

ついで米政府と連邦準備理事会(FRB)はAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)への公的支援を“増額”した。1230億ドルだった支援額を約1500億ドル(約15兆円)に拡大し、つなぎ融資に加え、保険会社には初めてのケースだが、400億ドルの資本注入を実施する。(そんなことしてモラルハザードじゃないか)

AIGの第三四半期決算は244億ドル(約2兆4000億円)の最終赤字。

AIGの不良資産は受け皿会社を2社設立して対応し、証券化商品や金融派生商品(デリバティブ)関連の不良資産を受け皿会社に移管してしまう。このためにニューヨーク連銀は、受け皿会社に500億ドルを貸し出すのである。

カシュカリ財務次官補が采配を振るった支援金の配布先はゴールドマン、チェース、メリルリンチ、モルガンスタンレーなど、いずれも、じつはポールソン財務長官のお友達や、ゴールドマンサックス時代の同僚、後輩らが仕切っている。だからゴールドマンサックスは、政府支援策まで背後で仕切る「ガバメントサックス」と言われるのである。

ポールソン財務長官率いる共和党金融マフィア軍団にとって、コトは急がなければならない。ホワイトハウスにオバマがやってくる前に、仲間をみんな救いだす道筋を示しておかなければいけないのだ。

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| 宮崎正弘 | 09:09 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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