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埋没しない民主党の話題造り 古沢襄
来るべき総選挙は10月26日(日)投開票が動かない情勢となったが、ここにきて民主党が支持率を高める気配がみえる。大方のみるところ派手な自民党の総裁選劇の陰に民主党が埋没しかねない状況が予想されていたが、マスコミ各社の全国調査によって麻生太郎幹事長の圧勝が確実となったことが、逆に総裁選劇そのものが消化試合の様相を帯びてしまった。

この間に民主党は小沢一郎代表が岩手4区の選挙区から東京12区に”国替え選挙”の可能性を匂わせ、さらには国民新党との合併構想、長崎2区から薬害肝炎訴訟原告の福田衣里子さんの擁立に成功するなど話題造りに余念がない。埋没どころか民主党に話題が移ろうとしている。

各社の世論調査では麻生氏の人気度が小沢氏を圧倒しているし、自民党の支持率が30%台にあるのに対して民主党に支持率は20%台にとどまっている。だが個々の選挙区情勢では民主党の健闘が目立っていて、必ずしも自民党にとって有利な選挙戦となっていない。小泉首相が登場した時の様な自民党ブームの風は起こっていない。

とはいえ民主党が圧勝するデータは出ていないことから、自民、民主両党とも過半数に届かない接戦模様が予想される。前回選挙で自民党が圧勝した東京の全選挙区で民主党が逆転圧勝すれば、民主党の単独過半数がみえてくるが、現状では互角の状況から脱していない。

自民、民主両党とも手詰まり状況のまま選挙戦に入る可能性が濃厚となった。

民主党にとって望ましいのは臨時国会の予算委員会などで政府与党を揺さぶる場面があって、それがメデイアで大きく扱われ、民主党の支持層を広げるテコとなることであろう。それには10月26日投開票日ではいかにも早過ぎる。出来れば11月選挙、12月選挙に持ち込みたいところである。

したがって民主党は臨時国会で補正予算案を審議、採決した後の与野党による「話し合い解散」を提案している。本来なら政府与党が提案するところだが、攻守ところを変えた形となった。狙いは国会審議をやらせて民主党に有利な情勢を作ることにあるのは言うまでもない。露骨な党利党略だから町村官房長官は記者会見で「何度もその手の話で過去1年、裏切られ続けてきた。そのことだけで十分」と一蹴、自民党は補正予算案の審議を経ずに解散に踏み切る方向にある。

10月26日の投開票日が確定すれば、マスコミ各社は本格的な選挙情勢の世論調査を少なくとも二回は実施することになる。今のところは各党の公認候補者も出揃っていない段階でのコンピューターならぬ”カン”ピューターの選挙予測だから何とも言えないが、戦後初めて予測が難しい選挙になるのではないか。

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