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マケインの不安材料ふたつ 古沢襄
<【セントポール31日共同】米共和党の党大会が9月1日(日本時間2日午前)にミネソタ州セントポールで、4日間の日程で開幕する。マケイン上院議員(72)を大統領候補に正式指名し、11月4日の投票日に向け挙党態勢を構築。民主党候補のオバマ上院議員(47)に対抗し、ホワイトハウス死守を目指す。勝利すれば1期目の大統領として史上最高齢となるマケイン氏は、最終日の4日に指名受諾演説を行う。(共同)>

共和党大会が終わればオバマ・マケイン一騎打ちの米大統領選が本番を迎える。現時点でみれば互角の勝負ながら、やはり民主党のオバマ有利とみるのが妥当であろう。個人的には対日関係を重視するマケインが勝つ方が日本にとって好都合だと思っている。

マケインにとっての不安材料は二つある。

マケインは共和党内でリベラル寄りとみられているので、保守派からの支持を得るのに大きな足枷となっている。パパ・ブッシュつまりブッシュ大統領の父・ジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュ元大統領が、湾岸戦争に勝利した現職大統領でありながら1992年の大統領選で民主党のアーカンソー州知事のビル・クリントンに敗北した。

敗北の一因はパパ・ブッシュのリベラル色に反発したキリスト教原理主義者や共和党右派がブッシュ再選を支持しなかったことにあるといわれている。共和党の大統領候補にとって保守派の支持は欠かせない。

もう一つは72歳の高齢のマケインだから女性票の支持を得られるか、という疑問がある。民主党がヒラリー・クリントン大統領候補だったらマケインに勝ち目は薄いといわれていた。

マケインは海軍航空士官としてベトナム戦争に従軍、北ベトナム上空を飛行中に撃墜され、五年間に渡って捕虜生活を送り、厳しい拷問にも耐え抜いたアメリカの英雄だが、それは過去の名声に過ぎない。パパ・ブッシュは湾岸戦争を指導した大統領でありながら再選できなかった。

アラスカ州知事のサラ・ペイリンを女性副大統領候補に選んだ”マケイン・ショック”はマケインの不安材料を埋める働きをしている。サラ・ペイリンは共和党保守派の若手知事として評価が高い。いわば成長株として注目されていた。

マケインに代わってサラ・ペイリンは女性の支持を集めるだろう。高齢のマケインは大統領に当選しても一期四年とみられている。副大統領としてサラ・ペイリンが大過なく務めれば、女性初の大統領候補として浮上する可能性すら秘めている。

無名のサラ・ペイリンが共和党大会でどのようなパフォーマンスをみせるのか、第二のヒラリー・クリントンの登場になるかもしれない。そこから劣勢が伝えられる米共和党にとって11月を目指す巻き返しの選挙ロードが始まる。

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