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ジョン・マケインとは 渡部亮次郎
<ヒラリー支持派はオバマに負ければ棄権せずに共和党のマケインに入
れるという者が増えているとか。昨年夏に「ヒラリーは大統領になれない」と教えてくれたユダヤ系アメリカ人は「オバマは大統領になれない」と言っています>という信憑性の高い情報が届いた。

「ジョン・マケイン(共和党)大統領」の可能性が高くなってきたのだろうか。元々アメリカ民主党は日本への関心が薄く、特にヒラリーは日本無視の中国一辺倒だから「歓迎すべき」情報である。

ブッシュ2世は明らかにイラク戦争で失敗した。だから共和党は次期大統領戦で不利、と観るのが普通だ。それがそうでないのは民主党内の抜き差し成らぬ内部対立の激しさ。

人種差別よりも激しい女性差別に挑んだヒラリーの命がけの挑戦が、結局は民主党を犠牲にしたというところでは無いか。30年前の女性運動を思い出しながら、見守っていた。

ジョン・シドニー・マケイン3世(John Sidney McCain III、1936年8月29日―)年齢は福田首相と一緒だ。会った事は無いし取材したことも無い。「ウィキペディア」が頼りである。

パナマ生まれ。海軍兵学校卒業。連邦下院議員(1983年 - 1987年)、連邦上院議員(アリゾナ州選出、1987年―)。2008年大統領選挙における共和党の指名候補である。

共和党の重鎮議員だが、党派にとらわれない議会活動で知られ、しばしばmaverick(一匹狼)と形容される。

マケインは同盟国を中心とした民主国家との連携を重視し、2008年大統領選に向けた外交構想において、それを「民主国家連盟」という概念の下に提示した(フォーリン・アフェアーズ2007年11-12月)。

2008年大統領選の有力候補のうちでは、比較的日本に対する人脈や関心が強いと言われており、そのアジア政策の作成には海軍兵学校の後輩にあたるリチャード・アーミテージが関わっている。

日米同盟の強化、拉致問題を含む北朝鮮の人権問題への関心、日本の国連安保理常任理事国入りへの賛意、「価値観外交」「自由と繁栄の弧」への言及などにそれが現れている。

こうした対日関係を重視する政策については、日本政府関係者などに、現ブッシュ政権との継続性という観点から望ましいとする見解が多いが、集団的自衛権問題をはじめ安全保障協力における対日要求も強まることも指摘されている。

タカ派であり、介入主義的な傾向を持つ。ブッシュ大統領の「自由とデモクラシーの価値観を世界に広める」「全ての圧政の打倒」といった主張を支持し、いわゆるネオコンの外交思想と通ずる部分も多い。

現実に、同勢力の論客であるウィリアム・クリストルやジョン・ボルトンはマケイン支持を表明している。イラク戦争については「フセイン独裁打倒」という点から支持、2002年にはジョー・リーバーマンらと共に、イラクへの武力行使を可能とする決議を提出した。

具体的なイラク政策においては、ドナルド・ラムズフェルド前国防長官を「米国史上最悪の国防長官」として強く非難したことがある。

これは「少数精鋭・ハイテク兵器至上主義戦争論」に対し向けられたもので、一貫してイラク平定には数十万人の兵力が不可欠と主張し続けており、2007年の増派も強く支持した。

兵力増強については、米軍とりわけ米国陸軍が開戦前から主張しながらラムズフェルドにことごとく退けられてきた経緯があり、ブッシュ政権初期の際に陸軍参謀長を務めていたエリック・シンセキは兵力増強を巡るラムズフェルドとの対立からその職を辞している。

このほか中東に関しては、イスラエルを強く支持し、イランの核問題を巡っては、CBSに出演した際、最終手段として限定的空爆も排除すべきでないとしている。

また、親イスラエル派でもあり、中東におけるイスラエルの軍事的優位の維持やイスラエル軍によるパレスチナ内での軍事作戦を支持しており、エルサレム分割案にも反対している。

介入主義的傾向は東アジアに対しても向けられる。マケインはプーチン大統領のロシアに対する最も厳しい批判者として知られ、その言論弾圧・政敵の排除や覇権主義的な外交を非難、G8の一員としての資格にも疑問を向けた。

ミャンマーの軍事政権への支援を巡っては、日本の川口順子外相(当時)を名指しで糾弾した。日本は軍事政権を非難していないため。

また対北朝鮮外交の強硬派であり、食糧支援や韓国の宥和政策を厳しく批判したこともある。ウクライナではオレンジ革命を支援した(この動きを支援した同じ名前のNGOの代表であった。現在も中枢にいる)。

共和党政権への厳しい批判も辞さないことから、保守強硬派からの反発を浴びる一方、穏健派・中道からの支持は根強い。

そのため2004年の大統領選挙では、民主党候補ジョン・ケリーの副大統領候補となる可能性が盛んに報じられた。宗教はバプティストで、尊敬する政治家は同国のセオドア・ルーズベルト元大統領である。

著名な海軍提督の祖父と父をもち、マケイン自身も海軍航空士官としてベトナム戦争に従軍。

1967年に北ベトナム上空を飛行中に追撃され、5年間に亘って捕虜となり、最初の2年は厳しい拷問を受けながらも耐えたエピソードが、今日もしばしば英雄視される。彼の息子は海兵隊員となっている。

他方で自身の捕虜としての経験もあり、捕虜や囚人の人道問題に最も熱心に取り組む議員として知られている。

対テロ戦争を巡ってアブグレイブ刑務所などで問題化した捕虜・囚人等の拷問・虐待問題を厳しく批判し、「敵に対する態度こそ、アメリカ自身の姿をはっきりと描き出す」

(“What America does to its enemies defines America itself.”)との態度のもと、グアンタナモ米軍基地を含む収容所での囚人への非人道的扱いを禁止する法案修正などを主導し、グアンタナモの閉鎖も主張している。

マケインは1964年からペンシルヴァニア出身のモデルであったキャロル・シェプ (Carol Shepp) と交際をはじめる。彼女はマケインのクラスメイトと結婚していたが後に離婚し、2人は1965年7月3日に結婚した。

マケインは当時5歳と3歳の彼女の連れ子2人を養子にした。また、1966年9月には娘が生まれた。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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