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中国ネットに親日的書き込み 古沢襄
<米地質調査所(USGS)によると、中国四川省の綿陽から北東約97キロの地点で18日午前1時(日本時間同2時)すぎ、マグニチュード(M)6・0の地震があった。(共同)>

新華社電によると中国国家地震局も四川省江油市で18日午前1時8分(日本時間同2時8分)ごろ、マグニチュード(M)6.0の余震が発生したと発表した。

この地点は日本の国際緊急援助隊が救助活動を行っている北川県の東隣。余震とはいえマグニチュード6・0だから大きい。時事通信は「省都・成都でも比較的大きな揺れが感じられ、2次災害の発生が懸念される」と報じている。

日本の国際緊急援助隊による生存者の救出はないが、悪条件の中で救出作業をしている日本隊に対して中国の対日感情が好転しているという。産経新聞の福島香織さんが北京から伝えてきている。

<【北京=福島香織】四川大地震の被災地に日本の国際緊急援助隊が派遣されたことで、中国での対日世論が改善している。重慶の日本総領事館には市民のお礼の電話が寄せられ、ネット上では愛国主義青年の書き込みの中に「感謝」の文字が躍る。中国各紙も好意的に報道しており、日本の経験に学ぶよう呼びかける論評も少なくない。

重慶市の日本総領事館によると16日に湖南省の30代の男性から電話があった。涙声で、「祖父から日本軍の蛮行を聞かされ日本が大嫌いだったが、今回の件で日本に対する嫌悪感が感謝と尊敬の念に変わった」と感謝したという。

インターネットの掲示板などにも親日的な書き込みが相次いでいる。日本の援助隊は17日朝、母子2人の遺体を搬出したが、その際、整列し黙祷(もくとう)をささげている様子が新華社の電子版などで流された。これに対し、普段は反日的な書き込みであふれる憤青(フンチン、愛国主義青年)の言論サイト「強国論壇」には、「日本人民は非常に礼儀正しい。日本の救助隊はプロフェッショナルで、規律正しい」「中国人は日本人の質(人格)を学ぶべきだ」といった賛辞が寄せられた。

同じく憤青御用達の「中華ネット」でも、日本の援助隊による夜を徹しての手作業での母子救出劇について「ありがとう!中国人民は彼らを絶対忘れない」「以前の嫌悪をすて、ともに“家庭”を作ろう」といった感謝の書き込みが集まった。「日本の姑息な手段だ」といった反日に徹する書き込みもあるが少数派だ。

また国営新華社通信は17日、「日本人が蓄積した豊富な地震との闘争の経験を学ぼう」と呼びかける論評を出した。小学校では定期的に避難訓練が行われ、主婦は地震発生時に火の元を締め窓を開け、防災ザックを常備しているなど、日本人の防災意識の高さを紹介している。(産経)>

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