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一歩遠ざかった台湾 古沢襄
親日だった台湾が一歩遠ざかった気がする。相手の国内事情だし、反日になるわけではないから気にしても仕方ない。オーストラリアで親中国政権が誕生した時にも、同じ感じがあった。隣人の家庭事情だから、反日にならないかぎり過剰に反応する必要がない。

私は国民党が圧政を敷いた台湾しか知らない。外省人の国民党は親日とはいえない。付き合った人たちは、台湾で生まれ育った本省人。差別政策に苦しみながら日本人には親近感を持っていた。その本省人が台湾の九割をしめている。

台湾の留学生は外省人のほとんどがアメリカの大学に行く。英語はペラペラだが、日本語は片言。大陸反攻を呼号していたから、中共に対する敵愾心が根深い。その外省人も第二世代、第三世代の時代になった。中国に対する警戒心よりも、大陸との経済的な結びつきを強めようという実利主義が強くなっている。

一方、本省人の中には日本の大学に留学する者がかなりある。日本語がペラペラ、親日どころか早稲田大学の校歌や応援歌を私たちより知っている。それなのに日本の方が中国に傾斜して、台湾とは距離を置くというのが田中内閣以降の日本である。

新たに台湾の総統になる馬英九はアメリカ留学組である。独立志向が強かった陳水扁に手を焼いていたアメリカは歓迎している。同じように中国は馬英九当選を歓迎しているが、全面的に心を許している筈がない。

馬英九は「チベットでの事態が悪化すれば、われわれは五輪に選手を派遣しない可能性も検討する」と述べた。さらに、台湾で行われた天安門事件の追悼イベントに参加したこともある馬氏は「中国が人権について行ってきたことを強く批判する」と語った。このあたりはアメリカ好みのポーズだが、どこまで本心なのか分からない。

台湾がこれからどういう路線をとるもであろうか。一気に親中国・反日本になるとは思えない。むしろ国内政策に閉じこもる気がする。政治的には台湾独立志向を押さえ込み、経済的には中国との結びつきを強めるのではないか。日本との関係は、あまり念頭にないのだろう。

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