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”大連立封じ”の色眼鏡 古沢襄
年度末政局の混迷を”大連立封じ”の色眼鏡をかけて見ると分かる面があるという。福田首相と小沢民主党代表の間で浮上した大連立話は完全に消え去ったわけでない。次の総選挙で与党が数を減らしても過半数勢力を占めれば、大連立話はまた出てくる、というのが大方の予想するところである。

この考え方を”後ろ向き”ととらえる議員たちは自民党にも民主党にもかなりいる。それよりも新しい政策集団を核とした政界再編成を目指す底流が超党派で胎動している。彼らからすると福田、小沢両氏は過去の人。

一時は「武藤敏郎氏の総裁でもいいじゃないか」と小沢氏が洩らしたという情報が永田町を駆けめぐった。これに鋭く反応したのは仙谷元政調会長。岡田元代表も仙谷氏に同調している。

この時期に小泉元首相も沈黙を破って派手な動きをみせた。福田路線が小泉改革から後退しかねないとみてとった行動だと解釈されている。小泉、安倍政権を支えた人たちも、それぞれ動きだした。

自民党と民主党の二つの底流は、必ずしも同調・共鳴したものではない。しかし大連立には否定的な面では一致している。

折りも折りなのだが、今月の三日に北川正恭・前三重県知事らが結成した「地域・生活者起点で日本を洗濯(選択)する国民連合」(せんたく)と、これと連携する超党派の議員連盟「せんたく議員連合」の合同発足総会が旗揚げしている。

議連には、自民(51人)、民主(47人)、公明(8人)、国民新(1人)各党の計107人が参加した。

議連の共同代表は、自民党の河村建夫・元文部科学相、民主党の野田佳彦・元国会対策委員長。自民党から園田博之政調会長代理、菅義偉選挙対策副委員長、民主党から岡田克也、前原誠司両副代表ら党幹部も加わった。

議連は、国会改革、地方分権、「霞が関」改革、地球環境問題の各テーマで分科会を設けて議論し、次期衆院選の各党政権公約(マニフェスト)に反映させていく考え。新党結成とか政界再編成を意図したものではないと強調しているが、額面通りに受け取る向きはない。

民主党の顔ぶれをみると小沢氏に距離を置く議員が多い。岡田副代表、前原副代表、野田住彦、枝野幸雄氏らのほか、松本剛明、広中和歌子、浅尾慶一郎、横光克彦、安住淳、原口一博、細野豪志、松野頼久、松原仁、馬淵澄夫、羽田雄一郎などめぼしい議員が参加している。

細川内閣の誕生前夜を思わせる空気が漂っている。嘘か本当か分からないが、小泉氏は「前原首相でもいいんじゃない!」と言ったとか。ポスト福田を狙う麻生太郎氏にとっては神経を逆撫でされる冗談発言となった。

今のところ水面下の噂に過ぎないが、求心力は低下している福田首相と小沢代表にとって気になる動きであることは確か。大連立話は遠ざかったとみるべきではないか。

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