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ロシア爆撃機が領空侵犯 古沢襄
<外務省は9日、ロシア空軍の爆撃機1機が同日朝、東京・伊豆諸島の南部を領空侵犯したとして、在日ロシア大使館に厳重抗議した。ロシア機が伊豆諸島付近で侵犯したのは、旧ソ連時代の75年9月以来、33年ぶり。北海道・礼文島付近では、ロシア輸送機が06年1月、侵犯した。航空自衛隊は百里基地などからF15戦闘機など計24機を緊急発進。地上からも警告したが、応答はなかったという。(共同)>

ソ連時代には領空侵犯があったが珍しい。しかも伊豆諸島の南部に現れた。日本の自衛隊機のスクランブル状況をテストしたのかもしれない。それにしても一機の侵犯に対して24機の飛行編隊が出動したのだから、ロシア側も驚いたのではないか。

百里基地は茨城県小美玉市にある航空自衛隊の基地だが、関東地方で戦闘機の運用が出来る唯一の「首都防空基地」。F15Jイーグルが配備されている。埼玉県にも入間基地があるのだが、騒音被害などで地域との協定が結ばれ戦闘機の運用が出来ない。

現在、航空自衛隊の作戦機は約350機だが、このうち戦闘機は約260機。主力戦闘機であるF15イーグルは、アメリカやイスラエルによると実戦で一度も撃墜されたことがないという。(ロシアは否定)

しかし、機体寿命がそろそろ来ることから、米空軍は後継のステルス戦闘機Fー22ラプターへの機種転換が進められている。昨年秋に米国でFー15Cの空中崩壊事故が発生し、金属疲労による老朽化が進んでいることが明らかになった。

航空自衛隊もF15Jイーグルの後継機の選定に入っているが、その第一候補となったFー22ラプターが米議会でステルス機能の秘密保持などを理由に輸出禁止決議を行った。当分の間、老朽化のF15Jイーグルを使うことになる。

また東北の三沢基地には米空軍のF16戦闘機をベースに日米が共同開発したF2戦闘機が2000年から配備されている。しかし開発段階で試作機の主翼に亀裂が見つかるなど問題が発生して、開発完了まで一年以上遅れたいわくつきの戦闘機。2004年に石破防衛庁長官は当初計画の141機を94機に削減している。

一機の価格が約八〇億円とF15Jイーグルの約一二〇億円より安いことが、F2戦闘機の利点といわれたが、追加の改修費が嵩んでF15Jイーグルと同額になった。F2戦闘機はゝ‖里小さく性能向上の余地が少ない▲潺汽ぅ襪覆匹料備数にも限界がある点でも、同額ならF15Jイーグルには及ばない。

F15Jイーグルの後継機選定は石破防衛相にとって頭の痛い問題であろう。

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