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朝日・時事・日刊工業が「キジサク」 古沢襄
新聞の発行部数が頭打ちとなり、むしろ部数減がいわれる中でネット情報に積極的に取り組む動きが顕在化している。昭和40年代に新聞産業は新聞発行に依存するだけでなく、コンピューター・システムを取り入れた”総合情報産業化”が大きなテーマとなった。

この牽引車となった日経新聞社は、いち早く多角的な情報発信組織に脱皮して、前身である経済専門紙・中外物価新報社の域から飛躍的に事業規模を拡大している。いわば情報産業革命の先駆者となった。

折から日本経済の興隆期と重なり、経済ニュースがもて囃された。新聞各社も経済部や産業部の拡大・強化に努めた。これを新聞産業の第一次革命とするならば、ネット情報に新聞が積極参加するのは第二次革命といえる。

ネット情報はインターネット上で各種情報を検索できるエンジンを持つことが決め手になる。早くからネット情報化に対応してきたアメリカでは、グーグルとヤフーが激しい競争を演じてきたが、グーグルが一歩先んじた。グーグルによる世界制覇とまでいわれている。

ひとつ特徴的なことがある。新聞発行でトップシェアを長く占めてきた企業が、新しい革命に遅れ、むしろ遅れをとっている企業が積極的に現状打破をする傾向がある。昭和40年代の日経新聞がまさしくそのモデルとなった。

二月六日に朝日新聞社と時事通信社、日刊工業新聞社の三社が新聞記事や企業ニュースなどを横断的に検索できる中小企業向けの有料情報サービス「キジサク」を四月から始めると発表した。

朝日新聞社は戦前から日本の代表的新聞の地位を誇ってきたが、読売新聞に発行部数トップの座を奪われて久しい。時事通信社も日本を代表する通信社の座を共同通信社から奪取できないでいる。

日刊工業新聞社を含めた三社の経営陣が「キジサク(記事の検索)」を四月からスタートさせるのは、やはり注目すべきことである。この動きを軽視すれば、いずれ遅れをとることになるだろう。新聞産業は第二次革命期に入ったという先見性が必要である。

<朝日・日刊工業新聞&時事通信→キジサク
朝日新聞社と時事通信社、日刊工業新聞社は6日、インターネット上で3社の新聞記事や企業ニュースなどを横断的に検索できる中小企業向けの有料情報サービスキジサクを4月から始めると発表した。

当初は3社の新聞記事やニュースなど約800万本を提供し、東洋経済新報社の会社四季報の情報などを順次追加する。会員となった企業が、自社の商品情報などを発信することも可能。(時事通信社)>

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