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佐藤ゆかり氏の東京五区公認は上策 古沢襄
<自民党は8日、次期衆院選の公認候補について、岐阜1区は郵政復党組の野田聖子元郵政相とし、前回公認の佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)は東京5区公認とすると発表した。野田、佐藤両氏は党本部で記者会見し、協力姿勢を強調した。同席した古賀誠選対委員長は、同様に郵政復党組と対立候補だった現職が競合する5選挙区について「状況判断が必要な所がある」と調整に時間がかかるとの認識を示した。(共同)>

週刊誌の恰好の”お騒がせネタ”だった岐阜一区の烈女バトルも納まるところに納まった。知名度が高い佐藤ゆかり氏の東京五区公認は終わってみれば妥当な人事である。もともと佐藤ゆかり氏は東京の選挙区に向いた人。女性票や浮動票を集めることが出来る数少ない人材である。

静岡七区で現職の城内実氏(無所属)を押さえて当選した片山さつき氏も本来なら東京の選挙区が相応しいエリート女性。将来、日本初の女性首相に擬せられる人材の一人だから国替えをする手がある。

落選した城内氏は浜松市出身で前駒沢大野球部監督の太田誠氏を後援会長に迎えて捲土重来を期している。これに平沼赳夫氏が後援する構えだから、自民党系が血で血を洗う争いとなる。片山さつき議員にとっても予断を許さない選挙戦を覚悟せねばなるまい。

外務省出身の城内氏と大蔵省出身の片山氏のバトルは恰好の週刊誌ネタになるが、どちらが勝つにしても勿体ない人材の争いだと思う。しかし、さすがの古賀選挙対策委員長も静岡七区にまでは手を出せまい。

民主党は次期総選挙では、前回に惨敗した東京の各選挙区で自民党に勝つ戦略を立てている。小沢代表が岩手四区から東京の選挙区に国替えする噂も飛び交っているくらいだ。迎え撃つ自民党は決戦場となる東京の選挙区で民主党攻勢を退ける思い切った候補者擁立が必要ではないか。

郵政民営化はすでに決着している。小泉改革の基本路線も変わらない。ポスト福田に麻生首相が登場すれば、福田路線から小泉・安倍路線に揺れ戻しが出てくるであろう。

一つの流れとして言えるのは、小泉改革の負の部分が地方に現れている。大都会ではかつての”刺客候補”にまだ人気が残っているが、都市との格差が著しい地方では逆現象が顕在化しようとしている。

ここは思い切った戦略転換の候補者選定が自民党にとって必要になるのではないか。刺客によって圧勝した夢をいつまでも追い続けるのは、愚策といわねばならない。選挙は生きもの、いつまでも前の手が通用するとは思えない。

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