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中国の大雪被害、さらに拡大 宮崎正弘
中国の大雪被害、さらに拡大、46万の人民解放軍を投入。広州駅に60万が「災害無策」をのろい、暴動寸前の状態に。

人民解放軍が46万人、雪害地区に投入された。除雪、ならびに道路の確保、災害地の救出に当たっているが、降り続く雪に効果が上がっていない。

とくに広東の広州駅には60万の人々が正月休みの帰省、あるいは帰省チケットの購入にたむろしていた。

鉄道は完全に麻痺しており、運行されているのは僅かの列車のみ。30日には湖南省の長砂から、温家宝首相は広州駅に到着し、まだ駅にたむろしている数十万の旅客に「帰省などの旅行を取りやめなさい。これは戦争状態だから」と呼びかけた。

「戦争状態」と現場で比喩する温首相に対して胡錦濤主席は「異常事態である」と繰り返し、対策の速やかな遂行を各行政機関に命じた。

NYタイムズによれば、広州駅に集まった60万人のうち、20万人が旅行をあきらめて帰ったが、まだ20万人が駅と、その周辺にたむろしている、と報じている。

彼らは江西省や湖南、湖北からの出稼ぎであり、旧正月だけが楽しみで重労働に従事してきた。いまさら旅をあきらめろ、とは何事だと殺気立っているという。

とくに、このような災害に緊急対策がとれない軍、行政、党への批判が噴出しており、また交通インフラが麻痺した現場ばかりか、電力がパンクして蝋燭だけでくらしているのが湖北、湖南、安徽、折江、広東の各省に不満と政府批判が噴出。

高速道路では凍結された場所に閉じこめられたドライバーの凍死も相次ぎ、さらには停電から断水がおきており、一帯500万世帯に水がきていない。災害無策への批判は暴動寸前の状態にあるという。

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