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「根拠なき悲観」 宮崎正弘
「根拠なき熱狂」のメダルの裏側は「根拠なき悲観」。世界同時株安で日本以外には根拠あり、日本の暴落は根拠なき悲観が産んでいる。

グリーンスパンの名言。「過去十年日本でおきたように根拠なき熱狂が過度に資産価値を押し上げ、その後予期せぬ長期の収縮を招きやすい状態に入った」(1996年12月、ニューヨークのシンクタンク晩餐会での講演)。

サブプライム問題に端を発した世界同時株安は、あろうことか、日本株が一番下げており、理論的には一番下げるべき中国株の下げを上回っている(1月22日現在、日本は昨年来の最高値から31・2%の下げ、中国(上海)は25・2%,ちなみにウォール街は15・7%)

サブプライムの実害は欧米金融機関であり、総額12兆円から13兆円の間であろう。

けれどもオイルマネーなど、それを上回る投資資金があり、世界市場全体に徘徊している回転のための投資資金は、邦貨換算で5500兆円規模のものである。

米国のインフレ懸念と不況突入で、日本は風邪を引いても肺炎にはならない。

いまや輸出構造的に言えば、中国が対米輸出で経済を成立させており、日本はその中国に製造設備や中枢部品を供給しているわけだから、間接的被害はあるが、その深刻度は中国ほどではないだろう。

にもかかわらず日本がひたすら狼狽するのは、自分がないからだ。自分のことを自分で決められないからだ。押しつけ憲法をまだ後生大事に抱え、防衛努力もできないで、北朝鮮や中国の軍事的恐喝におろおろするだけの国に、そのマーケットだけがしっかりと機能するということもあり得ない。

しかし本質的には危機の構造ではなく、なにをうろたえているのか日本! しっかりしろ日本! と叫びたくなるほどに、「根拠なき悲観」が市場心理をリードしている。

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| 宮崎正弘 | 10:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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