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小沢訪中に冷淡なマスコミ 古沢襄
四十数人の民主党議員団を引き連れて訪中した小沢代表は、胡錦濤国家主席と会談する晴れ舞台を踏んだが、日本のマスコミに扱いは極めて冷淡である。田中真紀子女史まで連れて行った大イベントだから、一面トップ、写真入りで大々的に新聞が扱ってくれるという期待があったのは無理もない。

ところが朝日新聞は四面一段(13版)、産経新聞は三面四段(13版)。私は二面左肩トップ記事にはなると思っていただけに当てが外れた。NHKも地味な報道である。同行した野党担当の記者団もがっかりしているのでないか。

政府外交ではないから実質的な内容が無い会談になるのは仕方ない。小沢氏と胡錦濤国家主席のエールの交換で終わってしまうのもやむを得ないだろう。だが、国会を留守にして北京を訪問した民主党の衆参議員団にとっては当てが外れた思いが残る。

私は別の思いで、この小沢訪中を見ていた。米国が一番、小沢訪中を気にしていた筈である。民主党の中国傾斜ぶりは顕著なものがある。民主党に政権が渡れば、日米関係は冷却化して、日中関係が優先する危惧を抱くのは、米国として当然であろう。少しは米国をハラハラさせた方がいいという思いで小沢訪中を見ていた。

各新聞が一面トップで小沢訪中を扱えば、シーファー米駐日大使は慌てるであろう。そんな悪戯心があったのだが、どうも期待が外れてしまったようである。

国内では無愛想な小沢代表が満面の笑みをたたえて胡錦濤国家主席と握手していた。福田訪中に先駆けて、民主党が日中外交の主役というシーンを誇示したかったに違いない。それだけに日本の新聞の冷たい扱いには不満が残る。媚中小沢外交と攻撃する保守グループも少し当てが外れたのではないか。

<小沢代表>胡主席と会談 北朝鮮核での日中連携示す
【北京・渡辺創】中国を訪問している民主党の小沢一郎代表は7日夕(日本時間同)、胡錦濤国家主席と人民大会堂で約30分会談した。胡主席は日中関係について「ここ数年、改善し発展する勢いを示している」と評価し、「両国の政府、政党間の交流を大切にしていきたい」と述べた。

さらに「環境や安全保障、具体的には北朝鮮の核について日中間で強く連携が進んでいる」と述べ、北朝鮮問題を日本との連携で解決していく意向を明らかにした。

小沢氏は「両国の友好、友情を深めることは両国のみならず、人類史的意義がある」と述べたうえで、「アジアは政治思想、経済発展状況が違う。平和で豊かな地域になるためにの要は日中関係にある」と強調した。

胡主席は民主党と中国共産党の定期協議にも触れ「必ずや両国の相互理解を深め、戦略的互恵関係に役立つ」と語った。

両氏の会談は昨年7月以来で、小沢氏の代表就任後2度目となる。今年は故田中角栄元首相が日中国交正常化を果たしてから35年目。小沢氏は旧田中派時代の交流事業を続けており、今回の訪中もこの一環。会談には羽田孜最高顧問、菅直人代表代行のほか、田中元首相の娘の田中真紀子元外相が同席した。

◇小沢一郎・民主党代表と胡錦濤国家主席の会談の要旨は次の通り。
胡錦濤主席 ここ数年、日中関係は改善、ハイレベルの交流が進んでおり、大切にしたい。安全保障や防衛分野の対話も進んでいる。

小沢一郎代表 両国の友好、友情を深めることは、両国のみならず、人類史的意義がある。力の及ぶ限り努力していきたい。

主席 両国の協力で、いろいろな問題を解決していきたい。あらゆることを力を合わせて解決しなければならない。朝鮮半島の核について日中間で強い連携が進んでおり、国際的地域的課題で良好な関係だ。

代表 同感だ。ただアジア各国は政治思想、経済発展の度合い、宗教が違うので、よほど努力しなければいけない。互いの一層の努力が必要だ。

主席 今年は日中国交正常化35周年の歴史的意義のある年。民主党のたくさんの議員が交流活動を行ったことは、必ず両国の国民同士の相互理解と友情を深める。

代表 主席が訪中団参加者と写真を撮り、握手する前例のないサービスをしてくれたことを感謝している。参加者はもちろん、日本国民全体が感銘を受けたのではないか。(毎日新聞)>

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