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ガソリンを奪いあって殺人事件 宮崎正弘
中国のガソリンスタンドに長い長いクルマの行列。ガソリンを奪いあって、ついに殺人事件、暴動も発生している。

北京は平安である。なぜなら首都の威厳をかけても、ガソリン供給は、余裕のあるところを外国人に見せつけなければ行けないからだ。

北京五輪が石油供給不足で不安視されてもたまらない。

しかし11月1日に北京政府は石油価格の10%値上げを認めた。それまで原油価格高騰にも関わらず、中国国内でのインフレ抑制政策の目玉として、ガソリンスタンドでの値上げを認めなかった(当然、逆ざやが発生し、そのトータルは20億ドルと見積もられる)。

「安徽省ではドライバー同士がディーゼルのスタンドで供給の順番をめぐって殴り合いを始め、一人が刃物で刺され、死んだ。この事件は11月19日に起きた。その三日前には湖北省で、バスにガス供給ができず、公共バスが止まった。およそ十万の通勤者に支障がでた」(英誌『エコノミスト』、07年12月24日号)。

北京をのぞいて石油、ディーゼル、軽油の供給不安が拡がっており、プレミアつきのGSもあれば、軍の横流しとみられる闇市場が全土に拡大している。原油高騰が、中国経済を窒息させつつある。(「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」より)
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