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自分の政治判断は正しい 古沢襄
民主党代表の小沢一郎氏が朝日新聞との単独インタビューで福田首相との党首会談について「自分の政治判断は、今でも正しいと思っている。だが(大連立は)、みんなが望まないのだから捨てる以外にない」と述べた。

各社の世論調査をみても大連立には否定的な意見が多数である。とくに民主党支持者は大連立をすれば、二大政党の対立図式が崩れて自民党を利するだけだとみている。それよりも参院選で勝利した余勢を駆って、総選挙でも勝利し民主党による政権獲得を目指すべきたというスジ論が大勢をしめた。

しかし大方がみるところ次の総選挙で民主党が過半数をとるのは、かなりハードルが高い。同じ世論調査でも民主党の政権担当能力については、多数が疑問符をつけている。スジ論と現実には乖離がある。

私は大連立はトロイの木馬を自民党という城内に引き込むことになると指摘してある。さらには、それが新たな政界再編成のきっかけになると予想した。今の自民党と民主党の対立図式を固定的に考えれば、大連立は自民党、民主党の双方にとって危険な賭けになる。

だが自民党と民主党の組織を破壊して、新たな二大政党という政界再編成を描くなら大連立はむしろ前向きにとらえた方がいい。今後、九年間は衆参のねじれ現象が続き、国民生活にとって重要な法案が、政争の谷間で放置される危険性すらある。

小沢氏の破壊と創造を繰り返す手法には疑問を持ってきた私だが、これからの多難な日本の政治を想定すれば、今度の小沢氏の政治判断は、その構想力で画期的なものだったと思っている。

小沢氏とのインタビューを子細に読めば、この人の頭の中には大連立の先を的確に描いていたことが分かる。だから大連立構想が稔らなかった後でも、自分の政治判断は間違っていなかったと言い切ったわけである。

権力を握るためには何でもありが、小沢手法だといわれてきた。だが、この人は自民党を離党以来、自ら立てた政策の遂行を第一義的に政治行動をしてきた。そこには頑なともみえる妥協性がない。握った権力すら破壊する行動すらとってきている。

小沢流が民主党内で理解が得られなかったように、現状を固定的に把握し、新たな挑戦に躊躇する日本の政治的風土があるかぎり、政界再編成はまだ先のことになるだろう。ひとつには細川政権があえなく潰え去った印象がまだ残っている。そのかぎりでは日本の政治状況は混迷から当分の間は脱することができない。
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