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李会昌氏の大統領選出馬理由(1) 古沢襄
保守系の朝鮮日報は李会昌氏の大統領選出馬の意向について次の分析を行った。

<ハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)元総裁は7日の記者会見で、「政権交代が実現するならそれでいい」という考えに対する反論を通じて出馬の正当性を訴えた。李元総裁は「政権交代は必ず実現しなければならない。

しかし10年にわたり傷つけられた国の根幹と基礎を再び打ち立て、正していくことのできる政権交代でなければならない。そうでなければ何の意味があるのか」と述べた。まともな政権交代が可能な候補は、李明博(イ・ミョンバク)候補ではなく自分自身だという主張だ。

◆「核問題に対処できていない」
李元総裁は「ハンナラ党候補」という表現で、李明博候補について自らが考える問題点を説明した。李元総裁は「誰もが過ちを犯すことはあるが、その過ちを正直に認める精神と勇気があれば国民は信頼するだろう。

国民は今、ハンナラ党候補について、この点に関し非常に不安に思っている」「重要なのは国のアイデンティティーに対するはっきりとした信念と哲学だ。これなくしては危機に瀕した大韓民国を救うことはできない。ところがこの点について、ハンナラ党と候補者の態度はまったくはっきりしない」と述べた。

とりわけ李元総裁は対北朝鮮政策を取り上げ、「問題がすでに明らかになった宥和政策を継承するというハンナラ党候補の曖昧な北朝鮮観では、核問題を解決することはできない」と述べた。李元総裁は公約の一つとして、「賎民資本主義を廃し、温かい市場経済」を提示したが、これは事実上、李明博候補の経済政策を「賎民資本主義」と比喩したものと受け取られた。ハンナラ党は李元総裁による李明博候補に対するこれらの批判に対し、「支持率が50%を超える候補に対する無理な揚げ足取り」と反発している。

◆四つの非難に対する弁明
李元総裁は5年前の政界引退宣言を撤回したことについては特別な説明なしに、「国民との約束を守れなかったことについては、心から謝罪し許しを請いたい」と述べた。また、大統領候補者を選ぶ予備選挙には参加しなかったものの、党員として投票にまで行った人物が今になって離党して出馬するという行動は、予備選挙の結果に承服しないも同然という非難に対しても、「そのような指摘があるのは知っている」と述べるだけで弁解はできなかった。

ただ、「失った10年を取り戻し、政権交代を実現するという最高の大義に忠実であり続けるために出馬に踏み切った」と表現した。しかし大統領選挙資金の残金問題については、「わたしは自ら検察に出頭し、すべて自分の責任だとはっきり伝えた。すでに調査も終わり明らかになった事実だ」と述べた。

また保守を分裂させるという非難に対しては、「保守が分裂することは決してなく、逆に足りない部分を補って国民に今の政府が交代しなければならない理由を説明し、それに対する確信を与えるためだ」「李明博候補と互いに噛み付き合って争うというのではなく、善意の競争関係を保とうと思っている」などと述べた。しかし、ハンナラ党は李元総裁の弁解に対し「虚言歪曲ばかりだ」と非難し、「大統領選挙資金疑惑について追加の暴露が出てくるだろう」と予告している。(続く)
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