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元の木阿弥 宮崎正弘
上海書記に「太子党」で「江沢民派」の愈正声が抜擢される

中国共産党は、政治局常務委員に昇格した習近平の後任の上海市党委書記に、兪正声・湖北省党委書記を充てると発表した。上海特別市においては昨年9月に陳良宇・書記が汚職事件で解任、市長の韓正が臨時書記となって半年後に、となりの浙江省書記だった習近平が就任した。

韓正はエコノミスト系で有能なので、そのまま書記へ昇格との風聞がしきりだった。ところがやってきたのは習近平という、まことに評判の悪い男だった。日本企業いじめでも悪名が高く、しかし太子党の毛並みの良さで、守旧派、とくに老人たち労害幇からの評判が良かった。

上海書記に新任の兪正声も典型的な太子党の一員で、父親は初代天津市長を務めた兪啓威。かれは紹興産まれで、この点では周恩来、魯迅とおなじ紹興酒人脈。愈は、02年から政治局員。このほどの党大会では、直前まで常務委員への昇格が高い可能性で噂されていた。

愈正声はハルビン軍事工程学院卒業後、電子工業省や山東省の工場勤務の経験があり、煙台市、および青島市党委書記、中央政府の建設相を勤め上げ、2001年から湖北省党委書記に昇格していた。

湖北省といえば、省都は武漢。北は河南省、東は安徽省、南東部と南部は江西省と湖南省、西に重慶市、北西部は陝西省と隣接しており、加えて長江、漢江の二大水系にまたがり、東西の長さは約740キロ、南北の幅は470キロもある。水利にはめぐまれ、経済発展が著しい。同省の西には、「中国の屋根」と呼ばれる神農架(観光地として名高い)。

ともかく愈も、江沢民にきわめて近い存在といわれる。(「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」より)
| 宮崎正弘 | 16:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







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