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私だって根は心優しき男 古沢襄
昨日はどういうわけか、パソコンをやらない友人から私の身体の心配をする電話が夕刻になって相次いだ。一人は菩提寺の全英和尚。私が天国に召されたら全英和尚にお経をあげて貰わねばならない。まだその時期がきていないから、心配性の和尚には黙っていた。

長電話が終わったら朝日テレビの報道局長だった松元真氏から電話が掛かってきた。松元氏の父親は昭和作家の平林彪吾。古沢元と同時代の作家で子供の頃からの知り合いである。大男なのだが気の優しい人なので心配させてはいけないと黙っていた。

骨髄腫は10万人に2,3人の病で、簡単に言えば血液のガン。良性の場合は長持ちするが、悪性でガン化すれば余命三年から五年。多くは脳に腫瘍ができる。

実際には骨髄腫の患者はもっと多いと思う。亡友の高木幸雄氏は脳にガンが転移した時にはすでに手遅れであった。医者嫌いで毎年、伊豆の断食道場に入ったり、大酒は飲むが、つまみはほとんど手をつけない。極端に痩せていたので、一緒に温泉に入らずに一人でシャワーを浴びていた。

骨髄腫が良性の段階で自分の身体をいたわれば六十六歳で死ぬことはなかったろう。断食なんてもっての外であった。友人でありながら、何もしてやれなかったことで慚愧の思いに沈むことがある。

高木氏のことが無ければ、杜父魚ブログで私の病を公表することはしなかった。蛋白尿がでる人は多くいる。大部分は腎臓障害だろうと思うが、Mタンパクが検知されれば骨髄腫の疑いがでる。

骨髄腫には治療法がなく、制ガン剤もきかないのだが、早期に発見できれば身体をいたわって、無理をしなければ長生きができる。それを杜父魚ブログの読者に伝えたかった。反響がもの凄く多くの人から励ましのメールが殺到している。

有り難いことだが、骨髄腫の疑いがある人は怖れずにこの病に立ち向かってほしい。腎臓生検や骨髄窄刺は、本人の同意が必要とする厳しい検査だが、大きな総合病院でやれば医療ミスも希有であろう。私は、その見本になるつもりで、嫌というほど長生きするつもりでいる。その自信がある。

松元氏は「大変な病なのに、よく気丈でいれる。こちらの方がオロオロしてしまう」と言う。やはり心優しき人である。昨年、最愛の奥さんを失った時の落胆と悲しみ様は尋常でなかった。すでに骨髄腫を発症していた私は、電話と手紙で慰めるしかなかった。

そういう私も入院した夜は、麻布中学に入った孫が大学に入るまでは生きたいと思ったり、愛犬バロンが死ぬまではボロボロになっても死ねないとクヨクヨ考えて寝付かれなかった。私も人並みに根は心優しき男のつもりなのだが・・・。
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